
「毎日使うムアツマットレス、汗や汚れが気になって『丸洗いしたい!』と思うこと、ありますよね。」
実は、ムアツの中身であるウレタン素材は、水洗いがもっとも苦手なデリケートな素材。
自己流で洗ってしまい、「ボロボロになってしまった…」と後悔するケースも少なくないんです。
この記事では、絶対にやってはいけないNG洗濯と、誰でも簡単にできる「正しいお手入れの正解」をわかりやすく解説します。
結論:ムアツ(MuAtsu) マットレスの中身(ウレタン)は洗えません!
「毎日寝ているマットレス、汗もかいてるし丸洗いしてスッキリしたい!」
わかります、その気持ち。
特にジメジメした季節なんかは、洗濯機に放り込んでジャブジャブ洗いたくなりますよね。
でも、最初にこれだけは言わせてください。
中身のウレタンフォームは、ご家庭では絶対に洗っちゃダメなんです!
「えっ、汚れたら終わりってこと?」と不安になるかもしれませんが、安心してください。
洗えなくても清潔に保つ「正解のケア方法」はちゃんとあります。
ここではまず、やってはいけないNG行動と、プロが実践する正しい対処法をサクッと解説しますね。
なぜ洗えないの?ウレタンフォームの性質と水洗いのリスク
「水洗い不可」と言われても、「お風呂場でシャワーくらいなら平気じゃない?」なんて思っちゃいますよね。
でも、それこそがムアツの寿命を縮める一番の近道なんです。
公式サイトにも明確に記載されていますが、「ウレタンフォーム(詰めもの)は、ご家庭では洗えません」。
その理由は、ウレタンという素材のデリケートさにあります。
ウレタンは水を含むと、まるで水を吸ったスポンジのように重くなり、持ち上げただけで自重でボロボロと崩れてしまうことがあるんです(加水分解なんて言ったりします)。
さらに厄介なのが「乾燥」です。
一度水を含んでしまうと、中まで完全に乾かすのは至難の業。
生乾きの状態が続くと、そこからカビが発生したり、雑菌が繁殖したりと、洗う前より不衛生になっちゃう…なんて悲劇も起きかねません。
だから、「中身は洗わない」が鉄則なんですね。
もし汚してしまったら?自宅でできる応急処置の方法
「じゃあ、コーヒーをこぼしちゃった時とか、子供がおねしょしちゃった時はどうすればいいの!?」
そんな緊急事態には、公式でも推奨されている以下の応急処置を試してみてください。
【汚れた時の応急処置ステップ】
- まず、乾いたタオルで水分を素早く吸い取る。
- 中性洗剤をぬるま湯で薄め、布やタオルに含ませて固く絞る。
- 汚れた部分を、タオルで「ポンポンと叩くように」汚れを移し取る(つまみ洗い)。
- 洗剤成分が残らないよう、水で濡らして絞ったタオルで清め拭きをする。
- 最後に、風通しの良い場所でしっかりと陰干しをして乾燥させる。
ここでのポイントは、「絶対にゴシゴシこすらない」こと。
こすると汚れがウレタンの奥に染み込んだり、素材を傷めたりしてしまいます。
あくまで「汚れをタオルに移す」イメージで優しく叩いてあげてくださいね。
コインランドリーでの丸洗いや乾燥機の使用は絶対にNG
「家の洗濯機がダメなら、コインランドリーの大型洗濯機ならどうだ!」
…というチャレンジャーな発想も、残念ながらNGです。
コインランドリーの洗濯機はパワーが強すぎて、ウレタンがちぎれてしまう可能性大。
さらに危険なのが「乾燥機」です。
ウレタンは熱に非常に弱く、乾燥機の高温にさらされると変形したり、硬くなったり、最悪の場合は溶けて発火のリスクすらあります。
ムアツの大切な「凹凸構造」がつぶれてしまったら、あの極上の寝心地も台無し。
コインランドリーの前は、素通りするのが正解です。
洗えるのは「側地(カバー)」と「シーツ」だけと心得る
「じゃあ、何も洗えないの?」というと、そうではありません。
洗えるのは、肌に直接触れる「シーツ」と、ウレタンを包んでいる「側地(カバー)」です。
基本的にシーツはこまめに洗濯して清潔を保ちましょう。
そして、ウレタンが入っている外側のカバー(側地)も、取り外して洗濯できるタイプのものがあります。
側地が洗えるかどうかは「洗濯表示」タグを確認
ただし、全ての側地が洗えるわけではありません。
必ず商品についている「洗濯表示(タグ)」をチェックしてください。
洗えるマークがついていれば、ファスナーを開けて中身のウレタンを取り出し、側地だけを洗濯機へ。
その際は、生地を傷めないように「洗濯ネット」に入れ、「単独洗い」をするのが長持ちの秘訣です。
どうしても汚れが気になる・臭いが取れない場合は専門業者へ
「ペットが粗相をしてしまって、どうしても臭いが取れない…」
「長年使って、全体的に薄汚れてきた気がする…」
そんな時は、無理に自分で解決しようとせず、プロに頼るのが一番です。
メーカー公式の推奨としては、「ふとん専門のクリーニング店」に相談するか、メーカーのお客様窓口へ相談することになっています。
ちなみに、西川ストアには「ムアツメンテナンスパック」という、専用の機械で丸洗いしてくれるサービスも存在します。
これなら、プロの技術でウレタンを傷めずに、中までスッキリきれいに洗ってもらえますよ。
「もう捨てるしかないか…」と諦める前に、一度相談してみる価値はアリです!
自宅で実践!ムアツ(MuAtsu) マットレスの正しいお手入れと洗い方

「洗えないなら、どうやって清潔さをキープすればいいの?」
と心配になるかもしれませんが、実はムアツマットレスのお手入れって、拍子抜けするくらい簡単なんです。
一般的な綿のお布団だと、天気のいい日にベランダまで運んで、バンバン叩いて…なんて重労働が必要ですよね。
でも、ムアツの場合はそんな重労働は一切不要。
むしろ、「何もしないで敷きっぱなし」にすることだけ避ければ、特別な道具も技術もいりません。
毎日のルーティンとして取り入れるだけで、マットレスの寿命をグンと延ばし、快適な寝心地をキープできる「プロ直伝のメンテナンス術」をご紹介します。
ズボラさんでも(実は私もそうです!)絶対に続けられる方法なので、今日から早速試してみてくださいね。
基本のメンテナンスは「室内干し」で湿気を飛ばすだけ
ムアツマットレスのお手入れの基本、それはズバリ「湿気対策」です。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われていますが、その湿気がマットレスの底面に溜まってしまうと、カビの温床になってしまいます。
これを防ぐための最強かつ最短の方法がこれです。
使用後は壁に立てかけるか陰干しをする
朝起きたら、マットレスを壁に立てかける。
はい、これだけでOKです!
公式サイトでも案内されていますが、ムアツのお手入れは「室内に立てかけるか陰干しするだけ」で十分なんです。
これだけで、寝ている間に溜まった湿気が空中に逃げていき、ウレタンをサラサラの状態に戻すことができます。
三つ折りタイプなら屏風のようにジグザグに立てておけば倒れませんし、丸めるタイプ(のべタイプ)なら付属のバンドで止めて立てておくだけ。
わざわざベランダまで運ぶ必要がないので、忙しい朝でも「ちょっと立てるだけ」なら続けられそうですよね。
直射日光は厳禁!ウレタンの変色や劣化を防ぐ干し方
「天気がいいから、お日様に当てて殺菌したい!」
その気持ち、痛いほどわかります。
太陽の匂いがするお布団って気持ちいいですもんね。
でも、ムアツマットレスにとって直射日光は天敵なんです。
ウレタンフォームは紫外線に弱く、直射日光に長時間当てると変色したり、素材が劣化して硬くなったりする原因になります。
短時間(1時間以内)であれば天日干しも可能?注意点を解説
基本的には「風通しの良い日陰」がベストですが、どうしても外に干したい場合もあるかと思います。
そんな時は、ルールを守れば天日干しも不可能ではありません。
メーカーの推奨によれば、直射日光の当たる場所に干す場合は、「通常のお布団より短めの時間(1時間以内)」に留めることが重要です。
長時間の放置は熱がこもってしまい、ウレタンを傷めるだけでなく、変色のリスクも高まります。
もし外に干すなら、側地(カバー)をかけたままにするか、上に薄い布をかけて直射日光を遮るなどの工夫をしてあげると、より安心ですよ。
側地(カバー)を洗濯機で洗う場合の注意点とネットの使用
中身のウレタンは洗えませんが、外側の「側地(カバー)」は、取り外して洗濯できるタイプのものが多いです。
肌に直接触れる部分は皮脂汚れなどもつきやすいので、定期的に洗いたいですよね。
側地を洗う際は、まず製品についている「取扱絵表示(洗濯タグ)」を必ず確認してください。
「洗濯機マーク」があれば自宅で洗えますが、以下の点に注意しましょう。
| ファスナーを閉める | 開けたままだと生地が歪んだり、他の衣類を傷つける原因になります。 |
| 洗濯ネットに入れる | 生地の傷みや毛玉を防ぐため、必ずネットに入れましょう。 |
| 単独洗いをする | 他の洗濯物との摩擦や色移りを避けるため、側地だけで洗うのがベストです。 |
また、洗った後は濡れたまま放置せず、形を整えてすぐに干すことも大切です。
生乾きは臭いの元になりますからね。
フローリング直置きの場合は「除湿シート」の活用がおすすめ
ムアツマットレスは畳や床に直接敷いて使えるのが魅力ですが、フローリングに直置きする場合はちょっと注意が必要です。
フローリングは畳と違って湿気を吸わないため、マットレスとの間に結露が発生しやすく、気がついたら床がビショビショ…なんてことも。
そこでおすすめなのが、「除湿パッド(除湿シート)」の活用です。
マットレスの下に一枚敷くだけで、湿気を強力に吸い取ってくれるので、カビのリスクが激減します。
特に梅雨の時期や、冬場の結露しやすい時期には、この一枚があるだけで安心感が全然違いますよ。
純正の「除湿パッド」も販売されていますので、セットで使うのも賢い選択です。
清潔を保つための「抗菌防臭加工(ポリジン加工)」について

西川ストア公式サイトより
「洗えないと、やっぱりバイ菌とかダニが心配…」
という方もいるかもしれませんが、実はムアツマットレスには、元々強力な清潔加工が施されているんです。
上層のウレタンフォームには「Ag+抗菌加工」、側地には「抗菌防臭加工(ポリジン加工)」が採用されています(※モデルによります)。
ポリジン加工というのは、天然の銀イオンを使ってニオイの元となるバクテリアの繁殖を抑える技術。
洗濯しても効果が長続きするのが特徴です。
さらに、ウレタン素材自体が、綿や羊毛と違って「埃(ホコリ)がほとんど出ない」という特性を持っています。
つまり、普通に使っているだけでも、ダニやホコリの心配が少なく、衛生的な寝具なんですね。
「洗えない」ことに対して、そこまで神経質にならなくても大丈夫なんですよ。
クリーニングはできる?プロに依頼する場合の基礎知識

「自宅で洗えないのはわかったけど、長年使って染み付いた汚れはどうすればいいの?」
「子供がおねしょしちゃって、表面を拭くだけじゃ精神的にキツイ…」
そんな時、頭に浮かぶのが「クリーニング」ですよね。
プロの手にかかれば、なんとかなるんじゃないか? と期待したくなります。
結論から言うと、ムアツマットレスのクリーニングは不可能ではありませんが、ハードルは高めです。
近所のクリーニング店に持ち込んでも、「ウレタンはお断り」と門前払いされてしまうこともしばしば。
ここでは、失敗しないためのクリーニング依頼のコツと、メーカー公式の安心サービスについて解説します。
一般的なクリーニング店では断られることも多い理由
実は、街中にある一般的なクリーニング店では、ウレタンマットレスの受け入れをしていないケースが多いんです。
「えっ、布団なら何でも洗えるんじゃないの?」と思いますよね。
理由は、ウレタンという素材の特殊性にあります。
- 破損のリスク: 洗浄中の回転や脱水時の遠心力で、ウレタンが裂けたり千切れたりする恐れがある。
- 乾燥の難しさ: ウレタンは保水力が高く、完全に乾燥させるのに非常に時間がかかる。生乾きだとカビの原因になり、店側も責任が持てない。
- 熱に弱い: 業務用の高温乾燥機を使うと、変形や火災のリスクがある。
こういった理由から、一般的な設備しかないお店では「リスクが高すぎる」として断られてしまうのが現実なんです。
依頼するなら「ふとん専門」のクリーニング店に相談しよう
では、どこに頼めばいいのかというと、メーカー公式のQ&Aにもある通り、「ふとん専門のクリーニング店」に相談するのが正解です。
「ふとん専門」を掲げているお店なら、ウレタン素材に対応した特殊な洗浄技術や、低温でじっくり乾かす乾燥設備を持っている場合があります。
ただし、専門展であっても「ムアツのような凹凸構造のウレタンは対応外」という場合もあるので、持ち込む前に必ず電話で以下の点を確認しましょう。
- 「ウレタンフォームのマットレス」は洗えるか?
- 「ムアツ(凹凸構造)」でも対応可能か?
- 破損した場合の補償はあるか?
洗うのが不安なら「側地(カバー)だけ交換」してリフレッシュ
「クリーニングに出して、もしウレタンがボロボロになって帰ってきたらどうしよう…」
「近所に信頼できる布団専門のクリーニング店がない!」
そんな不安をお持ちの方に、洗うよりも安全で、かつ劇的にきれいにする「裏技」をご紹介します。
それは、「側地(がわじ)だけを新品に交換してしまう」という方法です。
実は西川ストア公式本店では、ムアツマットレス専用の「替え側(交換用側地)」が単体で販売されています。
これは、今使っているマットレスの中身(ウレタン)はそのままに、外側のカバー部分だけを丸ごと新品に取り替えることができるアイテムです。
汚れや臭いが一番気になるのは、やっぱり肌に触れる外側部分ですよね。
側地を新品に交換してしまえば、見た目も肌触りも購入当時の「あの感じ」が蘇ります。
何より、水を使わないのでウレタンを傷めるリスクはゼロ。
「洗う」ことにこだわらず、「着せ替える」ことで清潔を取り戻すのも、ムアツを長く使うための賢いテクニックですよ。
クリーニングに出す前に確認しておきたいチェックポイント
いざクリーニングに出すとなっても、その前に一度立ち止まって確認してほしいことがあります。
それは、「クリーニング代と、買い替え費用のバランス」です。
ムアツのような機能性マットレスのクリーニング代は、シングルサイズでも数千円〜1万円以上かかることが一般的。
もし、あなたのムアツが既に7〜8年使っていて、腰の部分がへたってきているなら、高いお金を出して洗うよりも、思い切って新品に買い替えた方がコスパが良い場合もあります。
「まだ使えるけど汚れた」ならクリーニング。
「もう寿命も近いし汚れた」なら買い替え。
この基準で判断すると、後悔のない選択ができますよ。
メーカーのお客様窓口へ相談するのが一番確実な方法
いろいろ書きましたが、もし判断に迷ったら、自己判断せずにメーカーに聞くのが一番早くて確実です。
公式サイトには、「汚れた場合は…弊社のお客様窓口までご相談ください」とはっきり書かれています。
【昭和西川 お客様相談室】
電話番号:0120-938-974(通話料無料)
受付時間:10:00〜17:00(土日・祝日・年末年始を除く)
プロのアドバイザーが、汚れの状況や使用年数に合わせて、クリーニングすべきか、それとも他の方法があるか、親身になって答えてくれます。
悩んでいる時間はもったいないので、まずは一本電話してみることをおすすめします!
洗っても落ちない汚れや「へたり」を感じたら?寿命と買い替えの検討

「クリーニング代も高いし、そもそも長年使ってへたってきた気がする…」
もしそう感じているなら、それはムアツマットレスからの「そろそろ休ませて」というサインかもしれません。
どんなに良い道具でも、寿命は必ず訪れます。
ここでは、買い替えのタイミングを見極める「寿命の目安」と、新しいマットレスをお得に迎えるための「引き取りサービス」についてご紹介します。
ムアツマットレスの寿命目安は7〜8年程度が一般的
ムアツマットレスは非常に耐久性の高い寝具ですが、一般的なモデルの寿命(耐久年数)の目安は、おおよそ7年から8年程度と言われています。
もちろん、使う人の体格や使用環境によって個人差はありますが、この期間を過ぎるとウレタンの反発力が弱まり、当初の寝心地が維持できなくなることがあります。
「最近、寝起きに腰が重いな」
「お尻の部分だけ凹んで戻らないな」
そう感じたら、たとえ見た目はきれいでも、機能的な寿命を迎えている可能性が高いです。
30年ムアツシリーズならメンテナンス次第で長期間使用が可能

西川ストア公式サイトより
ただし、全てのモデルが7〜8年でダメになるわけではありません。
上位モデルである「30年ムアツ(MuAtsu XXやX)」シリーズは、その名の通り、正しくメンテナンスすることで30年以上愛用することを目指して開発されています。
約30年分にあたる33万回の圧縮試験をクリアしているため、形状や硬さがほとんど変化しないタフさを持っています。
「良いものを長く使いたい」という方にとっては、初期投資は高くても、買い替えの手間が減る分、結果的にコストパフォーマンスが良い選択になるかもしれませんね。
腰部分のへたりは「ローテーション」で対策(三つ折りタイプ)
寿命を少しでも延ばすためのテクニックとして有効なのが「ローテーション」です。
人は寝ている時、体重の約44%が腰回りに集中すると言われています。
そのため、マットレスはずっと同じ向きで使っていると、どうしても腰の部分だけ先にへたってしまいます。
そこで、三つ折りタイプのムアツならではの裏技です。
中身のウレタンフォームを取り出し、一番負荷のかかる「腰(真ん中)」のブロックと、比較的負荷の少ない「足元」や「頭」のブロックを定期的に入れ替えてみてください。
これだけで特定の場所だけのへたりを防ぎ、全体の寿命をグッと延ばすことができますよ。
不要になったふとんの「無料引き取りサービス」を活用しよう

西川ストア公式サイトより
「マットレスは買い替えた。その時に不要になった古いふとんを捨てるのが面倒くさい…」
粗大ゴミの手配って、本当に億劫ですよね。
そんな方に朗報です。
西川ストア公式本店では、対象商品を55,000円(税込)以上購入すると、不要になったふとんを無料で引き取ってくれるサービスがあります。
(※残念ながらマットレスは対象外。何が対象になるかは「睡眠の質を整える」快眠マットレス!昭和西川のムアツ
公式サイトで確認してくださいね。)
注文時にカート画面で「不要ふとん引き取り希望」にチェックを入れるだけで、専用の引き取りキットが届きます。
あとは古い布団を袋に詰めて、着払いで送るだけ。
新しいムアツが届くと同時に、古い寝具とお別れできるので、お部屋も気持ちもスッキリします。
引き取り対象となる寝具とならない寝具の条件
ただし、何でも引き取ってくれるわけではないので注意が必要です。
引き取りOKなのは、ふとん類、まくら、毛布、シーツなどの「繊維製品の寝具」です。
一方で、以下のものは引き取り対象外となります。
- スプリングマットレス(金属が入っているもの)
- ベッドマットレス
- 三つ折りのできない敷きふとんやマットレス
ムアツマットレスの場合、中身がウレタンで「三つ折りできるタイプ」であれば、回収キットの袋(シングル敷き布団が入るサイズ)に入る限り引き取ってもらえます。
ベッドマットレスなどは対象外ですので、事前にしっかり確認しておきましょう。
新しいムアツへの買い替えで得られるメリットと最新機能
長年連れ添ったマットレスとお別れするのは寂しいですが、新しいムアツには最新の技術が詰まっています。
例えば、最新モデルでは上層ウレタンに「Ag+抗菌加工」、側地には洗濯しても効果が続く「ポリジン加工(抗菌防臭)」が施されており、昔のモデルよりも衛生面が格段に進化しています。
また、通気性も向上しており、蒸れにくく快適な睡眠環境をサポートしてくれます。
「洗えない」という悩みを抱え続けるよりも、進化した新しいムアツで、清潔で爽やかな朝を迎える。
それも一つの賢い「お手入れ」の形かもしれませんね。
【徹底比較】ムアツ・NELL・コアラ…人気6ブランド「手入れの楽さ」で選ぶならどれ?

ここまで「ムアツは中身が洗えない」という話をしてきましたが、実はこれ、ムアツに限った話ではありません。
NELLやコアラといった今話題のマットレスも、基本的に中身(ウレタンやコイル)は洗えないものがほとんどなんです。
「じゃあ、他のみんなはどうやって清潔に保っているの?」
気になりますよね。
ここでは、人気6大ブランド(ムアツ、NELL、コアラ、モットン、エアウィーヴ、雲のやすらぎプレミアム)を、「お手入れのしやすさ」と「衛生面」という視点で徹底比較してみます。
それぞれのアプローチを知れば、自分の性格やライフスタイルに合った一枚が見えてくるはずですよ。
「中身まで洗いたい!」ならエアウィーヴ(airweave)一択という現実
まず最初に、究極の衛生対策から。
「とにかく物理的に洗いたい!」「おねしょやペットの粗相が心配で夜も眠れない!」
そんな方にとっては、エアウィーヴが最強の選択肢になります。
比較した6ブランドの中で、中身(クッション材)まで水洗いできるのはエアウィーヴだけです。
中材が「エアファイバー」という樹脂でできているため、お風呂場などでシャワーを使ってジャブジャブ洗うことができます。
ダニやカビの胞子、染み込んだ汚れを物理的に洗い流せる安心感は、他のどのブランドにも真似できない圧倒的な強みですね。
立てかけるだけでOK?「ムアツ・モットン」の手軽さと湿気対策
「洗えなくてもいいから、日々のケアが楽なのがいい」
そんな「手軽さ」で選ぶなら、ムアツとモットンが優秀です。
どちらもウレタン素材ですが、湿気対策のアプローチが明確です。
ムアツは、独特の「凹凸構造」が空気の通り道を作り、使用後に「室内に立てかけるだけ」で湿気を逃がすことができます。
モットンも同様に、週に1回程度、風通しの良い場所に立てかけることが推奨されています。
一方、NELLはちょっと特殊なアプローチ。
カビの原因になりやすい「厚いウレタン」を使わず、薄いウレタンと不織布を重ねた「13層構造」にすることで、高い通気性を確保しています。
「構造で湿気を溜めない」という設計なので、頻繁に干すのが難しい人には嬉しいポイントですね。
見えない菌をブロック!ムアツの「Ag+抗菌」と他社の防ダニ仕様
「洗えないなら、菌やダニが繁殖しないようにブロックしたい!」
この「見えない清潔さ」への対策も、各社こだわっています。
ここで光るのがムアツの医療ルーツ由来の技術です。
上層のウレタンフォーム自体に「Ag+抗菌加工(銀イオン)」が施されており、さらに側地には「ポリジン加工(抗菌防臭)」を採用。
素材そのものが菌の繁殖を抑えるように作られています。
対して、NELLや雲のやすらぎプレミアムは、側地や中綿に「TEIJIN MIGHTYTOP II」などの高機能素材を使用し、「防ダニ・抗菌・防臭」機能を持たせています。
ムアツは「ウレタン本体の抗菌」、NELLなどは「外側のバリア機能」に力を入れているイメージですね。
重くて干せない?NELL・コアラと「三つ折りタイプ」の取り回し比較
お手入れのしやすさを語る上で、意外と見落としがちなのが「重さと形状」です。
どんなに「陰干し推奨」と言われても、重すぎて持ち上がらなければ意味がありません。
NELLやコアラマットレスは、基本的にベッドフレームの上で使うことを想定した「ベッドマットレス」タイプ。
厚みがあり(約21cm〜)、重量もしっかりあるため、頻繁に立てかけたり移動させたりするのは、女性一人では少々重労働かもしれません。
一方で、ムアツ、モットン、雲のやすらぎ(三つ折り)は、敷き布団のように床に敷いて使えるタイプ。
特にムアツ(ベーシック以外)や雲のやすらぎ(三つ折り)はパタパタと折りたためるため、毎朝の「立てかけ」や「移動」が驚くほど楽ちんです。
「マメに干してスッキリしたい」なら三つ折りタイプ。
「基本は敷きっぱなし(ベッド)で済ませたい」ならベッドマットレスタイプ。
自分の性格に合わせて選ぶのが正解です。
【一覧表】6大ブランドの「お手入れ・衛生面」スペック比較
最後に、各ブランドの「お手入れ・衛生面」の違いを一覧表にまとめました。
どこまで許容できるか、チェックしてみてください。
| ブランド | 中身の水洗い | カバー洗濯 | 衛生加工・素材 | 推奨されるお手入れ |
|---|---|---|---|---|
| 眠りの世界に品質を【エアウィーヴ公式オンラインストア】
|
可(最強) | 可 | – | 汚れたら中身まで丸洗い |
| 「睡眠の質を整える」快眠マットレス!昭和西川のムアツ
|
不可 | 可(ポリジン加工) | Ag+抗菌加工(ウレタン) | 室内で立てかける |
| 腰痛対策マットレス【モットン】
|
不可 | 可 | ホコリが出にくい素材 | 週1回以上の陰干し |
| 雲のやすらぎプレミアム
|
不可 | 可 | 防ダニ・抗菌防臭 | 2週に1回の陰干し |
| 【NELL マットレス】 |
不可 | 不可(シーツ洗濯) | 防ダニ・抗菌防臭 | 定期的な換気・裏返し |
| コアラ | 不可 | 可(モデルによる) | (モデルによる) | 陰干し |
※コアラマットレスはモデルによってカバー仕様が異なります。
よくある質問:ムアツ(MuAtsu)マットレスを安全・安心して使うには?/清潔に使うには?

最後に、ムアツマットレスを検討している方や、使い始めたばかりの方が抱きがちな「素朴な疑問」にお答えします。
せっかくの良いものですから、不安なく、そして清潔に使い倒したいですよね。
ムアツ マットレスの寿命は?へたりますか?
「高い買い物だし、すぐにダメになったらショック…」
誰もが思いますよね。
ムアツの寿命(耐久年数)は、使い方や体格にもよりますが、一般的なモデルでおおよそ「7〜8年程度」が目安とされています。
「え、意外と普通?」と思いましたか?
実は、ここからがムアツの凄いところ。
上位モデルである「30年ムアツ」シリーズなら、なんと「30年以上」の使用を目指して作られているんです。
約33万回もの圧縮試験をクリアした強靭なウレタンを使っているので、形状や硬さがほとんど変化しないというタフさを誇ります。
もちろん、どんなマットレスでも長く使えば、体重のかかる腰の部分から徐々に「へたり」はやってきます。
ですが、三つ折りタイプなら中身のウレタンを入れ替える(ローテーションする)ことで、そのへたりを分散させ、寿命を延ばすことができるんですよ。
ムアツ マットレスの通気性は?カビ対策はどうすれば?
「ウレタンって蒸れそうだし、カビが生えたりしない?」
という心配もよく聞きますが、ムアツは通気性についてもかなり考え抜かれています。
秘密はあの独特な「凹凸構造」。
凸凹の隙間が空気の通り道になる上に、ウレタン自体も「高通気ウレタン」を使っているので、睡眠中の湿気を上手に逃がしてくれるんです。
ただし! 油断は禁物です。
いくら通気性が良くても、敷きっぱなし(万年床)にしていると、床との間に湿気が溜まってカビの原因になります。
対策はシンプル。
使い終わったら「室内に立てかける」か「陰干し」をするだけでOKです。
さらに、上層のウレタンには「Ag+抗菌加工」、側地には「抗菌防臭加工(ポリジン加工)」が施されているので、ニオイの元となるバクテリアの繁殖もしっかり抑えてくれますよ。
まとめ:正しいケアで「ムアツ」との付き合いを長く、快適に
今回は「ムアツマットレスは洗えるのか?」という疑問から、プロ推奨のメンテナンス術までを一気に解説しました。
記事のポイントを、もう一度最後におさらいしておきましょう。
【ムアツマットレスのお手入れ 鉄の掟】
- 中身のウレタンは水洗い厳禁(コインランドリーもNG)。
- 日常ケアは「室内干し」で湿気を飛ばすだけでOK。
- 直射日光は避けるか、干すなら1時間以内にとどめる。
- 洗えるのは「側地(カバー)」とシーツのみ(洗濯表示を確認)。
- どうしても落ちない汚れは、プロ(専門クリーニング・メーカー)に相談。
「洗えない」と聞くと不便に感じるかもしれませんが、裏を返せば「面倒な天日干しや丸洗いをしなくていい」ということ。
毎朝起きたらサッと立てかける。
これだけの習慣で、ムアツの心地よい眠りは驚くほど長く続きます。
もし、長年使っていて「最近、寝心地が変わったな…」と感じたら、それはマットレスが寿命を迎えている合図かも。
その時は、無理に洗って使い続けるよりも、進化した新しいムアツへの買い替えを検討してみてください。
正しい知識とお手入れで、今夜も、そしてこれからも、最高の睡眠環境を守っていきましょう!
