
愛犬のフード選びで人気の「カナガン」。
でも、いざ試そうと思うと「ウェットとドライ、うちの子にはどっちがいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。
食いつきが良いのはどっち?コストは?そもそも何が違うの?…そんな飼い主さんの尽きない疑問に寄り添い、この記事では両者を徹底比較します。
カナガンのウェットフードとドライフードの基本的な違い
カナガンのドッグフードに興味を持ったとき、多くの飼い主さんが最初に悩むのが、「うちの子にはウェットとドライ、どっちがいいんだろう?」という点じゃないでしょうか。
同じカナガンというブランドでも、ウェットフードとドライフードでは特徴が大きく異なります。
愛犬の好みや健康状態、そして飼い主さんのライフスタイルによっても最適な選択は変わってきますから、ここでそれぞれの基本的な違いをじっくりと比較して、フード選びの土台となる知識を一緒に確認していきましょう。
それぞれのメリット・デメリットが見えてくると、きっと愛犬にぴったりの選択ができるはずです。
そもそもウェットフードとドライフードって何が違うの?
カナガンに限らず、ドッグフードのウェットタイプとドライタイプには、いくつかの根本的な違いがあります。
どちらが良い・悪いというわけではなく、それぞれの特性を理解することが大切です。
主な違いは「水分含有量」「製造方法と原材料」「保存方法」の3つ。
これらの違いが、食いつきや栄養価、そして使い勝手にどう影響してくるのか、ひとつずつ見ていきましょう。
この基本を知っておくだけで、フード選びの視野がぐっと広がると思いますよ。
特に初めてウェットフードを検討する方にとっては、ドライフードとの違いに驚く点もあるかもしれませんね。
水分含有量の違い
ウェットフードとドライフードの最も大きな違いは、その名の通り「水分含有量」です。
一般的なドライフードの水分含有量が10%以下なのに対して、ウェットフードは約75%もの水分を含んでいます。
これはもう、食事というか、ほとんど水分と言ってもいいくらいですよね。
この豊富な水分のおかげで、ウェットフードは嗜好性を高める香りが立ちやすく、食欲をそそりやすいというメリットがあります。
また、普段あまりお水を飲みたがらないワンちゃんの水分補給にも役立つ、というのは大きなポイントです。
特に夏場や、シニアになって飲む力が弱まってきた愛犬にとっては、食事から自然に水分を摂取できるのは嬉しいことだと思います。
逆にドライフードは水分が少ない分、栄養素が凝縮されており、少量でもしっかりとカロリーや栄養を摂取できるのが特徴と言えます。
製造方法と原材料の違い
製造方法も、ウェットとドライでは大きく異なります。
ドライフードは、様々な原材料を混ぜ合わせて加熱・加圧し、乾燥させて作られます。
カリカリとした食感と長期保存を可能にするための製法ですね。
一方、ウェットフードは生の肉や魚などの原材料を缶やパウチに詰めた後、加熱殺菌処理を施して作られます。
この製法により、素材本来の風味や食感を保ちやすく、まるで手作りごはんのような仕上がりになるのが魅力です。
実際にカナガンのウェットフード(チキン)は、新鮮なチキンをたっぷりと使用し、サツマイモやブロッコリーといった野菜やフルーツもバランス良く配合されています。
まるで人間が食べるシチューのような、美味しそうな見た目と香りが特徴的ですね。
このあたりが、ドライフードにはないウェットフードならではの強みと言えそうです。
保存方法と賞味期限の違い
水分量の違いは、保存方法や賞味期限にも大きく影響します。
ドライフードは水分が少ないため、開封後も密閉容器に入れておけば比較的長く品質を保つことができます。
数キロ単位の大袋で購入しても、管理がしやすいのは大きなメリットですよね。
対してウェットフードは、水分が非常に多いため、一度開封すると傷みやすいという側面があります。
開封後は必ず冷蔵庫で保存し、1〜2日以内には使い切ることが推奨されています。
特に夏場などは、少しでも出しっぱなしにしておくと品質が劣化してしまう可能性も。
この開封後の管理の手間が、ウェットフードのデメリットと感じる方もいるかもしれません。
毎回新鮮な状態で与えられるというメリットの裏返しではありますが、使い切れる分だけ計画的に購入する必要がある点は、覚えておきたいポイントです。
【比較表】カナガンのウェットとドライの違いが一目でわかる!
では、具体的に「カナガン」のウェットフードとドライフードでは、どのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、どちらも人気の「チキン味」を例に、主原料や栄養成分、価格などを比較表にまとめてみました。
数字で比較してみると、それぞれの特徴がよりはっきりと見えてきますよ。
特に注目してほしいのは、タンパク質や脂質の「割合(%)」です。
ウェットフードは水分量が多いため、どうしても100gあたりの栄養素の割合は低く見えがちです。
単純にこの数字だけを見て「ウェットは栄養が少ない」と判断するのではなく、それぞれの特性を踏まえて比較するのがポイントです。
愛犬の体重や活動量に合わせて、どちらがより適しているかを考える参考にしてみてください。
項目 | ウェットフード(チキン缶詰) | ドライフード(チキン) |
---|---|---|
主原料 | チキン生肉、サツマイモ、ブロッコリーなど | チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモなど |
タンパク質 | 8%以上 | 29%以上 |
脂質 | 3%以上 | 15%以上 |
水分 | 86%以下 | 9%以下 |
カロリー(100gあたり) | 115kcal | 376kcal |
価格(通常・税込) | 1,540円 / 400g | 5,038円 / 2kg |
100gあたりの価格目安 | 約385円 | 約252円 |
食いつきが良いのはどっち?口コミ・評判から分析
愛犬のフード選びで、何よりも気になるのが「食いつき」ですよね。
どんなに栄養満点でも、食べてくれなければ意味がありません。
一般的に、ウェットフードはドライフードに比べて食いつきが良いと言われています。
その理由は、やはり豊富な水分量にあります。
水分が多いことで素材の香りが立ちやすく、お肉や魚の美味しそうな匂いがワンちゃんの食欲を強く刺激するんです。
実際にカナガンの口コミを見ても、「缶を開けた瞬間の香りがすごい」「驚くほど食いつきが良い」といった声は、ウェットフードの方に多く見られる印象です。
もちろん、カナガンのドライフードも、原材料の50%以上をお肉やお魚が占める高タンパクなレシピなので、素材本来の自然な香りが強く、食いつきの良さには定評があります。
ただ、食べムラや偏食に悩んでいるワンちゃん、病気や夏バテで食欲が落ちているワンちゃんにとっては、より嗜好性の高いウェットフードの方が、食事の楽しみを取り戻すきっかけになるかもしれませんね。
栄養価や成分に違いはある?
先ほどの比較表でも見た通り、ウェットとドライでは栄養価の表記が大きく異なります。
これは水分の含有率が違うためで、単純にウェットフードの栄養が劣っているわけではありません。
むしろ、ウェットフードは新鮮な生肉を主原料に、野菜や果物をゴロゴロと加えたレシピで、素材本来の栄養素を活かしているという見方もできます。
一方のドライフードは、栄養素が凝縮されているのが特徴です。
例えばカナガンのドライフード(チキン)には、関節の健康をサポートすると言われるグルコサミンやコンドロイチンといった成分が配合されていますが、これはウェットフードの原材料には見当たりません。
ドライフードの方が、特定の目的に合わせた機能的な成分を追加しやすい、という側面があるのかもしれません。
ウェットは素材感と水分補給、ドライは凝縮された栄養と機能性、といった感じで、それぞれに得意なことがあると考えると分かりやすいですね。
どちらも愛犬の健康を考えたグレインフリー(穀物不使用)設計で、不要な香料・着色料は使われていないので、安心して与えられる点は共通しています。
価格とコストパフォーマンスを比較
製品名 | 内容量 | 購入方法 | 税込価格 | 100gあたりの価格 (税込) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
カナガンドッグフード チキン/サーモン (ドライ) | 2kg (2000g) | 通常価格 (1袋) | 5,038円 | 約251.90円 | チキンとサーモンは同価格 |
カナガンドッグフード チキン/サーモン (ドライ) | 2kg (2000g) | 定期コース (1個) | 4,534円 | 約226.70円 | 10% OFF |
カナガンドッグフード チキン/サーモン (ドライ) | 2kg (2000g) | 定期コース (2個以上/個) | 4,282円/個 | 約214.10円 | 15% OFF |
カナガンドッグフード チキン/サーモン (ドライ) | 2kg (2000g) | 定期コース (5個以上/個) | 4,030円/個 | 約201.50円 | 最大20% OFF |
カナガンドッグフード チキン 缶詰 (ウェット) | 400g | 通常価格 (1缶) | 1,540円 | 385.00円 | |
カナガンドッグフード チキン 缶詰 (ウェット) | 6缶セット (2400g) | セット価格 | 7,568円 (セット合計) | 約315.33円 | 1缶あたり約1,261円 (税込) |
毎日続けるものだからこそ、価格やコストパフォーマンスは非常に重要なポイントです。
比較表で100gあたりの価格を計算したように、単純なグラム単価で比較すると、カナガンはドライフードの方がウェットフードよりも割安になります。
ドライフードは2kgという大容量で販売されており、さらに定期コースを利用すれば最大20%の割引も適用されるため、経済的な負担は抑えやすいと言えるでしょう。
一方、ウェットフードは1缶400gで、価格はドライフードに比べると高めに設定されています。
そのため、ウェットフードを毎日の主食にするとなると、かなりのコストがかかることは覚悟しておく必要がありそうです。
ただ、コストパフォーマンスは価格だけで決まるものではありません。
「抜群の食いつきで愛犬が喜んでくれる」「食事から水分補給ができる」といった付加価値をどう捉えるかによって、ウェットフードの価値は大きく変わってくるはずです。
例えば、ドライフードのトッピングとしてウェットフードを少し加える、といった使い方なら、コストを抑えつつ両方のメリットを活かすこともできますね。
カナガン ウェットフードの評判は?リアルな口コミを徹底調査
フードを選ぶ上で、やっぱり一番気になるのは「実際に使った人の生の声」ですよね。
どんなに公式サイトで良いことが書かれていても、本当に愛犬が喜んでくれるのか、何かデメリットはないのか、不安に思うのは当然のことだと思います。
ここでは、カナガンのウェットフードに関するリアルな口コミや評判を徹底的にリサーチしました。
良い口コミから見えてくるメリットはもちろん、少し気になるネガティブな評判まで包み隠さずご紹介しますので、ぜひ判断材料にしてみてください。
良い評判・口コミからわかるメリット
まずは、カナガンのウェットフードを高く評価している飼い主さんたちの声から見ていきましょう。
全体的に、ウェットフードならではの特性を活かした部分に満足している方が多い印象です。
特に「食いつき」や「原材料の品質」に関するポジティブな意見が目立ちました。
愛犬がごはんの時間を楽しみにしてくれるようになった、という声も多く、飼い主さん自身の喜びにも繋がっているようです。
具体的にどのような点が評価されているのか、代表的な口コミを4つのポイントに整理してみました。
食いつきが抜群に良い!
良い口コミの中で、圧倒的に多かったのが「食いつきがとにかく凄い!」という声です。
もともと食べムラがあったり、ドライフードだとなかなか完食してくれなかったりするワンちゃんが、カナガンのウェットフードに変えた途端、夢中で食べるようになったという体験談が数多く見つかりました。
ある口コミでは、「今まで何をあげてもダメだった偏食の子が、お皿まで舐める勢いで食べてくれた」と、飼い主さんの驚きと喜びが伝わってきました。
これは、カナガンが原材料の50%以上をお肉やお魚で構成する高タンパクなレシピであること、そしてウェットフードならではの強い香りが、ワンちゃんの本能的な食欲を強く刺激するためだと言えそうです。
愛犬の食事の悩みから解放されたい飼い主さんにとって、この「食いつきの良さ」は最大のメリットと言えるかもしれませんね。
美味しそうな香りで愛犬が喜ぶ
食いつきの良さと密接に関係しているのが、「フードの香り」です。
カナガンのウェットフードは、人工的な香料を一切使っていません。
それなのに、口コミでは「缶を開けた瞬間に、まるでお肉のシチューのような美味しそうな香りが広がる」と評判です。
これは、新鮮なチキンといった高品質な原材料をたっぷり使っているからこそ実現できる、素材本来の自然な香りなんですね。
ワンちゃんは人間よりもずっと嗅覚が優れているので、この芳醇な香りがたまらないようです。
「ごはんの準備を始めると、ソワソワして尻尾を振って待っている姿が可愛い」といった声もあり、食事の時間が愛犬にとっての大きな楽しみになっている様子がうかがえます。
飼い主さん自身も「これなら安心してあげられる」と感じられる、自然で美味しそうな香りは大きな魅力だと思います。
水分補給ができるので安心
ウェットフードならではのメリットとして、「食事から自然に水分補給ができる」点も高く評価されています。
特に、あまりお水を飲みたがらないワンちゃんや、シニアになって飲む力が弱くなってきたワンちゃんの飼い主さんからは、「安心して水分を摂らせられる」という声が多く聞かれました。
ウェットフードは約75%が水分でできているため、ドライフードのように 따로お水をたくさん飲ませなきゃ、と神経質になる必要が少し減るのは嬉しいポイントですよね。
特に、泌尿器系のトラブルが気になるワンちゃんや、暑い夏場の健康管理において、この「水分補給」という役割は想像以上に大きいようです。
ドライフードにはないこの特性が、愛犬の健康を気遣う飼い主さんの安心感につながっているんですね。
アレルギー持ちでも安心のグレインフリー
愛犬のアレルギーに悩む飼い主さんにとって、フードの原材料は最も気を使う部分だと思います。
カナガンは、犬が消化を苦手とし、アレルギーの原因になりやすいと言われるトウモロコシや小麦などの穀物を一切使用しない「グレインフリー」のレシピを採用しています。
この点が、アレルギー体質のワンちゃんを持つ飼い主さんから強く支持されていました。
口コミの中には、「穀物アレルギーで食べられるフードが限られていたけれど、カナガンは安心して与えられた」「フードを切り替えてから、カイカイが少し落ち着いた気がする」といった声も見られました。
もちろん、アレルギーの原因は様々なので一概には言えませんが、アレルゲンとなりうる穀物を使っていないという事実は、フード選びにおける大きな安心材料になっていることは間違いないようです。
悪い評判・口コミからわかるデメリット
たくさんの良い評判がある一方で、もちろん「うちの子には合わなかった」「ここはちょっと気になる…」といったネガティブな声も存在します。
どんなに評価の高いフードでも、すべてのワンちゃんに100%合うわけではありませんからね。
ここでは、そうした少し残念な口コミから見えてくるデメリットを正直にご紹介します。
購入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、マイナス面もしっかりと把握しておきましょう。
特に「価格」と「使い勝手」に関する意見がいくつか見られました。
価格が高いのがネック
悪い口コミとして最も多く見られたのが、「価格が高い」という点です。
カナガンは高品質な原材料を使っているプレミアムフードですし、ウェットフードはドライフードに比べて製造コストがかかるため、どうしても価格は高めになってしまいます。
「食いつきも良くて商品自体には大満足だけど、毎日の主食として続けるには経済的に厳しい」という声は、正直なところ少なくありませんでした。
特に中型犬や大型犬の飼い主さんにとっては、消費量も多くなるため、この価格が購入をためらう一番の理由になっているようです。
品質の高さを考えれば納得できる価格だとは思いつつも、お財布との相談は避けられない、というのが多くの飼い主さんの本音のようですね。
開封後の保存が少し面倒
これはカナガンに限った話ではありませんが、ウェットフード全般のデメリットとして「開封後の保存に手間がかかる」という点も挙げられていました。
ドライフードのように常温で置いておくわけにはいかず、開封したら必ず冷蔵庫で保管し、1〜2日という短い期間で使い切らなければなりません。
特に一人暮らしの飼い主さんや、小型犬を飼っていて一度に与える量が少ない方からは、「使い切れずにダメにしてしまいそうで心配」「毎回ラップをして冷蔵庫に入れるのが少し面倒」といった声が聞かれました。
いつでも新鮮な状態で与えられるというメリットの裏返しではありますが、この管理の手間をどう捉えるかは、人によって評価が分かれるポイントになりそうです。
うちの子は食べてくれなかった…
「食いつきが良い」という評判が多い一方で、少数ではありますが「残念ながらうちの子は食べてくれなかった」という口コミも存在しました。
こればかりは、ワンちゃんそれぞれの好みの問題なので、仕方がない部分ではありますね。
人間にも好き嫌いがあるように、ワンちゃんにだってフードの好みがあります。
「お肉の匂いが強すぎて逆に警戒してしまったみたい」「最初のひと口は食べたけど、その後はプイッとされてしまった」など、理由は様々。
どんなに評判が良いフードでも、愛犬が気に入ってくれるかどうかは、実際に試してみないと分からないというのが正直なところです。
特に、新しいものを警戒しやすい繊細な性格のワンちゃんの場合は、少量から試してみるのが良さそうですね。
SNSでの評判やレビューまとめ
InstagramやX(旧Twitter)などのSNSを調べてみると、たくさんの飼い主さんがカナガンのウェットフードについて投稿していました。
その多くは、愛犬が美味しそうにフードを食べている写真や動画と共に、「#カナガン」「#カナガンウェットフード」といったハッシュタグが付けられています。
全体的な印象としては、「食いつきの良さ」に満足している投稿がやはり多いですね。
「ドライフードのトッピングにあげたら、ウェットフードの部分だけ先に食べた(笑)」といった、ワンちゃんの可愛らしい行動を報告する投稿も多く見られました。
また、「愛犬の誕生日に特別なごはんとしてあげました」というように、普段使いだけでなく、記念日のごちそうとして活用している飼い主さんもいるようです。
リアルな使用感が伝わってくる投稿が多いので、購入を迷っている方は一度SNSで検索してみるのも参考になると思います。
獣医師や専門家の評価は?

カナガン公式サイトより
飼い主さんの口コミも大切ですが、やはり専門家である獣医師の評価も気になるところですよね。
カナガンの販売元が行った調査によると、なんと獣医師の96%がカナガンについて「良い製品だと思う」と回答しているそうです。(※食いつきが違う!『カナガンドッグフード チキン』 公式サイトより)
これはかなり高い数字だと思います。
獣医師が高く評価する理由としては、主に「原材料の品質」と「栄養バランス」が挙げられています。
特に、人間でも食べられる品質のヒューマングレード食材を使用している点や、犬の消化に配慮したグレインフリー設計である点が、専門的な視点から見ても安心できると評価されているようです。
また、嗜好性についても獣医師の98%が高いと回答しており、「香りが良く、よく食べてくれる」という点が、食欲が落ちがちなワンちゃんへの食事としても推奨できるポイントになっているようです。
こうした専門家からのお墨付きがあるというのは、数あるフードの中からカナガンを選ぶ上で、大きな安心材料になると言えそうですね。
評判からわかるカナガン ウェットフードのメリット・デメリット
たくさんのリアルな口コミを見ていくと、カナガンのウェットフードが持つ「強み」と、少し注意が必要な「弱み」がはっきりと見えてきましたね。
ここでは、それらの評判をあらためて整理し、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのかを深掘りしていきたいと思います。
このセクションを読み終える頃には、カナガンのウェットフードが「なぜ評価されているのか」「どんな点に注意すべきか」が明確になり、愛犬に合うかどうかをより具体的にイメージできるようになるはずです。
さらに、ドライフードとの上手な付き合い方についても触れていきますね。
カナガン ウェットフードを選ぶ5つのメリット
まずは、多くの飼い主さんが「選んでよかった!」と感じている、カナガンウェットフードの優れた点から見ていきましょう。
これらのメリットは、カナガンが原材料や製法に徹底的にこだわっているからこそ実現できるものばかりです。
特に、愛犬の「食べる喜び」と「健康」の両方を大切にしたいと考える飼い主さんにとって、非常に魅力的なポイントが揃っていると感じます。
愛犬の食事の時間を、もっと豊かで幸せなものにしたい、という願いに応えてくれる5つのメリットをご紹介します。
メリット1:驚きの食いつきを実現する高品質な原材料
カナガンのウェットフードが最も評価されている点は、やはりその「驚きの食いつき」です。
これは、単に味が濃いというわけではなく、原材料の品質の高さに秘密があります。
もともと肉食に近いワンちゃんの本能をくすぐるよう、主原料には新鮮なチキンがたっぷり使われています。
人工的な香料を一切使わずに、素材そのものが持つ自然で芳醇な香りを実現しているため、ワンちゃんの食欲を強く刺激するんですね。
食べムラや偏食に悩む飼い主さんにとって、愛犬が夢中になってごはんを食べてくれる姿を見られることは、何よりの喜びだと思います。
この抜群の食いつきは、ただお腹を満たすだけでなく、愛犬のQOL(生活の質)をも高めてくれる大きなメリットと言えるでしょう。
メリット2:水分不足になりがちな愛犬の健康をサポート
意外と見落としがちですが、ウェットフードが持つ「豊富な水分量」は、健康面で非常に大きなメリットをもたらします。
特に、自分からあまりお水を飲まない子や、活動量が落ちて喉の渇きを感じにくくなるシニア犬にとって、食事から自然に水分を補給できるのはとても重要です。
十分な水分摂取は、体のめぐりをスムーズに保ち、泌尿器系の健康維持にもつながると言われています。
ドライフードのように、食後にたくさんお水を飲んでくれるか心配する必要が減るのは、飼い主さんにとっても安心できるポイントですよね。
毎日の食事を通して、無理なく愛犬の健康をサポートできる。これも、ウェットフードならではの隠れた、しかし非常に価値のあるメリットです。
メリット3:消化しやすく胃腸への負担が少ない
ウェットフードは、その柔らかさと豊富な水分により、ドライフードに比べて消化しやすいという特徴があります。
硬い粒を噛み砕くのが苦手な小型犬や、歯が弱くなってきたシニア犬、そして消化機能がまだ未熟な子犬にとっても、ウェットフードは体に優しい選択肢と言えます。
胃腸への負担が少ないということは、栄養素がスムーズに吸収されやすいということにも繋がります。
お腹がデリケートで、フードによってはすぐに軟便になってしまう、というワンちゃんの飼い主さんにとっては、この「消化のしやすさ」はフード選びの重要な基準になるはずです。
愛犬にいつまでも元気でいてもらうために、日々の消化の負担を軽くしてあげるという視点も大切にしたいですね。
メリット4:穀物アレルギーに配慮したグレインフリー設計
カナガンは、犬が消化を苦手とし、アレルギーの原因になりやすいと言われるトウモロコシや小麦などの穀物を一切使用しない「グレインフリー」のレシピで作られています。
近年、特定の食物アレルギーに悩むワンちゃんは少なくありません。
愛犬が体を痒がったり、皮膚に赤みが出たりする原因が、実は毎日食べているフードの穀物だった、というケースも考えられます。
その点で、カナガンはアレルゲンとなりうる穀物を最初から排除してくれているので、アレルギー体質のワンちゃんにも安心して試すことができます。
もちろん、すべての食物アレルギーに対応できるわけではありませんが、アレルギーのリスクを少しでも減らしたいと考える飼い主さんにとって、このグレインフリー設計は非常に心強いメリットです。
メリット5:香料・着色料不使用で安心安全
大切な家族である愛犬には、できるだけ自然で安全なものを与えたい、と願うのはすべての飼い主さんの共通の想いだと思います。
カナガンは、ワンちゃんの健康に不要な人工の香料や着色料を一切使用していません。
ウェットフードの美味しそうな色合いや香りは、すべてチキンや野菜といった高品質な原材料そのものから来ています。
犬の食いつきを良くするためだけに、不自然な添加物でごまかすようなことはしない、というメーカーの姿勢は、大きな信頼につながりますよね。
毎日与えるものだからこそ、こうした「余計なものが入っていない」という安心感は、何にも代えがたい重要なメリットと言えるでしょう。
カナガン ウェットフードの3つのデメリット
たくさんのメリットがある一方で、カナガンのウェットフードを検討する上では、知っておくべきデメリットも存在します。
これらは主に「コスト」や「利便性」に関わる部分で、飼い主さんのライフスタイルによっては、少しハードルに感じられるかもしれません。
購入後に後悔しないためにも、これらのマイナス面を正直に理解し、ご自身の状況と照らし合わせてみることが大切です。
ここでは、代表的な3つのデメリットについて解説します。
デメリット1:ドライフードに比べて価格が高い
これは最も現実的で、多くの飼い主さんが指摘するデメリットです。
高品質な原材料を使い、手間のかかる製法で作られているウェットフードは、どうしてもドライフードに比べて価格が高くなります。
特にカナガンはプレミアムフードに分類されるため、毎日の主食としてウェットフードだけを与え続けるとなると、かなりの食費がかかることは覚悟しなければなりません。
中型犬や大型犬、多頭飼いの家庭にとっては、このコストが導入の一番の壁になる可能性があります。
「品質は最高だけど、お財布が…」というのが、多くの飼い主さんの正直な感想のようです。
デメリット2:開封後の管理に手間がかかる
ウェットフードは水分が多いため、ドライフードのように気軽に常温保存ができません。
一度缶を開封したら、残りは必ず別の容器に移し替えるか、しっかりとラップをして冷蔵庫で保存し、1〜2日以内に使い切る必要があります。
特に夏場は品質の劣化も早いので、管理にはより一層の注意が求められます。
毎食ごとに冷蔵庫から出して、冷たいままだと食べてくれない子のために少し温めて…といった作業を「手間だなぁ」と感じる方もいるかもしれません。
ドライフードの手軽さに慣れていると、この管理のひと手間が少し面倒に感じられる点は、デメリットと言えるでしょう。
デメリット3:歯石が付きやすい可能性がある
これはウェットフード全般に言えることですが、柔らかい食事は歯の表面に残りやすく、歯石が付着する原因になりやすいと言われています。
カリカリとしたドライフードをしっかりと噛むことで得られる、歯の表面をこすり取るような効果が、ウェットフードには期待できません。
もちろん、歯石の原因はフードだけではありませんし、毎日の歯磨きケアが最も重要であることに変わりはありません。
ただ、ウェットフードを主食にする場合は、ドライフードを主食にしている場合以上に、デンタルケアへの意識を高く持っておく必要がある、ということは覚えておくと良いでしょう。
メリット・デメリットまとめ|こんな犬におすすめ!
ここまで見てきたメリット・デメリットを踏まえると、カナガンのウェットフードは特に以下のようなワンちゃんや飼い主さんにおすすめできると言えそうです。
・とにかく食いつきに悩んでいる偏食・食べムラのワンちゃん
・病中病後や夏バテなどで食欲が落ちているワンちゃん
・あまりお水を飲みたがらない、水分不足が心配なワンちゃん
・歯が弱かったり、硬いものが苦手だったりするシニア犬や小型犬
・穀物アレルギーの心配があるワンちゃん
・コストよりも、原材料の品質や安全性を最優先したい飼い主さん
逆に、食費をできるだけ抑えたい方や、フードの管理に手間をかけたくない方、大型犬で消費量が多いご家庭では、毎日の主食にするのは少し大変かもしれません。
しかし、そうした場合でも「ドライフードへのトッピング」や「特別な日のごちそう」として活用する、といった楽しみ方もありますね。
ドライフードからウェットフードへの切り替え方法と注意点
愛犬のためにウェットフードを試してみたい!と思っても、急にフードを全部切り替えてしまうのはNGです。
ワンちゃんのデリケートなお腹は、急な食事の変化に驚いて、下痢や軟便を引き起こしてしまうことがあります。
そうならないために、必ず1〜2週間ほどの時間をかけて、ゆっくりと体を慣らしてあげましょう。
基本的な切り替え方はとても簡単です。
最初の2〜3日は、今までのドライフード9割に対して、新しいウェットフードを1割だけ混ぜて与えます。
うんちの状態に問題がなければ、次の日は8対2、その次は7対3…というように、少しずつウェットフードの割合を増やしていきます。
もし途中でうんちが緩くなるようなことがあれば、一度前の割合に戻して様子を見てあげてください。
焦らず、愛犬のペースに合わせて進めることが、切り替えを成功させる一番のコツですよ。
ウェットフードとドライフードの併用(ミックス)はアリ?
「ウェットフードの食いつきの良さも、ドライフードの栄養バランスや手軽さも、どっちも捨てがたい…」そう思う方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ウェットフードとドライフードの併用(ミックス)は、全く問題ありません。
むしろ、食いつきをアップさせたり、水分補給を促したりと、多くのメリットが期待できる与え方です。
ただし、いくつか注意点もあります。
一番大切なのは、カロリーの計算です。
ドライフードとウェットフード、それぞれに記載されている給与量は、あくまで「それだけを単体で与える場合」の量です。
両方を混ぜる場合は、与える割合に応じてそれぞれの量を減らし、1日の総摂取カロリーが過剰にならないように調整してあげましょう。
また、栄養バランスが崩れないよう、ウェットフードは「総合栄養食」と記載されているものを選ぶのが安心です。
そして、混ぜたフードは傷みやすくなるので、食べ残しはすぐに片付けるようにしてくださいね。
結局どっち?愛犬に合ったカナガンの選び方ガイド
さて、ここまでカナガンのウェットフードとドライフード、それぞれの違いやメリット・デメリットを詳しく見てきました。
たくさんの情報があって、「うーん、やっぱりどっちも良さそう…」と、かえって迷ってしまった方もいるかもしれませんね。
そこで、このセクションでは「じゃあ、うちの子の場合は具体的にどっちを選べばいいの?」という最終的な疑問に答えていきます。
愛犬の年齢や犬種、健康状態、そして飼い主さん自身のライフスタイルなど、様々な角度から最適な選び方をナビゲートします。
ぜひ、ご自身の状況と照らし合わせながら、愛犬にとって最高の選択肢を見つけてあげてください。
ライフステージ(年齢)で選ぶ
犬は年齢によって、必要とする栄養や食べやすいフードの形状が大きく変わってきます。
人間でいうと、育ち盛りの赤ちゃんと、健康が気になる大人、そして消化機能が穏やかになるお年寄りで食事が違うのと同じですね。
カナガンはウェットもドライも全年齢対応なので基本的にはどちらを選んでも大丈夫ですが、それぞれのライフステージの特性を考えると、よりおすすめの選択肢が見えてきます。
子犬期、成犬期、シニア期(高齢期)の3つのステージに分けて、それぞれの選び方のポイントを見ていきましょう。
子犬(パピー)におすすめなのはどっち?
骨や筋肉など、体を作る上で最も大切な子犬の時期(〜約1歳)は、高タンパク・高カロリーな食事が不可欠です。
この点、カナガンはどちらのタイプも栄養満点なので、子犬の成長を力強くサポートしてくれます。
その上で選ぶなら、まだ顎の力や歯が未発達な離乳後すぐの子犬には、柔らかくて食べやすいウェットフードがおすすめです。
消化にも優しく、無理なく栄養を吸収できます。
一方、ドライフードも、ぬるま湯でふやかしてあげることで簡単に柔らかくできますし、少し成長してカリカリしたものを噛めるようになってきたら、顎の発達を促す助けにもなります。
コストを抑えたい場合はドライフードを基本にしつつ、食いつきが悪い時だけウェットフードを少し混ぜてあげる、という使い方も賢い選択だと思います。
成犬(アダルト)におすすめなのはどっち?
体の成長が落ち着き、健康維持がテーマとなる成犬期(約1歳〜7歳)は、最も選択の幅が広がる時期です。
この時期は、愛犬の好みや体質に合わせて自由に選んであげるのが一番良いでしょう。
特にこだわりがなければ、コストパフォーマンスに優れ、毎日の管理がしやすいドライフードを主食にするのが一般的です。
カリカリとした食感は歯石の沈着を軽減する効果も少し期待できます。
一方で、「ドライフードだけだと水分不足が心配」「もっと食事を楽しんでほしい」と感じるなら、ウェットフードを主食にしたり、ドライフードにトッピングしたりするのも素晴らしい選択です。
運動量が多く、しっかりカロリーを摂取させたい場合はドライフード、室内飼育であまり動かず、肥満が気になる場合は、同じ満腹感でもカロリーを抑えやすいウェットフードを選ぶ、という考え方もありますね。
老犬(シニア)におすすめなのはどっち?
7歳頃から始まるシニア期は、様々な体の変化に寄り添ったフード選びが重要になります。
この時期のワンちゃんに、私が特におすすめしたいのはウェットフードです。
シニアになると、歯が弱くなったり、噛む力や飲み込む力が衰えてきたりすることがあります。
そんな時、柔らかくて飲み込みやすいウェットフードは、体に負担をかけずに食事を楽しむ大きな助けとなります。
また、食欲が落ちたり、嗅覚が鈍くなったりしがちなシニア犬にとって、香りが強いウェットフードは食欲を刺激してくれる効果も期待できます。
さらに、あまり動かなくなることで飲水量が減りがちなシニア犬の水分補給にも、ウェットフードは最適です。
もちろんドライフードをお湯でふやかして与えるのも良い方法ですが、毎食の準備の手間を考えると、ウェットフードは飼い主さんの負担を減らしてくれるというメリットもあります。
犬種・体の大きさで選ぶ
犬種や体の大きさも、フード選びの重要なヒントになります。
特に体のサイズは、食べる量や顎の大きさ、そして食費に直結するからです。
日本ではトイ・プードルやチワワといった小型犬が人気ですが、それぞれのサイズに合った考え方があります。
カナガンのドライフードの粒は、真ん中に穴が開いたリング状で、小型犬でも食べやすいように工夫されています。
顎が小さい超小型犬や小型犬には、この配慮は嬉しいポイントですね。
ウェットフードももちろん食べやすいので、小型犬はどちらも選びやすいと言えます。
一方、中型犬や大型犬の場合、一番の課題はコストかもしれません。
毎日たくさんの量を食べる大型犬の主食を全てウェットフードで賄うとなると、かなりの出費になります。
そのため、経済的な負担を考えると、ドライフードを主食にするのが現実的な選択と言えるでしょう。
その上で、食いつきをアップさせたい時や、特別なごちそうとしてウェットフードをトッピングしてあげる、という形がバランスが良いかもしれません。
健康状態やアレルギーで選ぶ
愛犬が抱える健康上の悩みは、フード選びにおける最優先事項です。
幸い、カナガンはウェットもドライも、アレルギーの原因になりやすい穀物を一切使用しない「グレインフリー」設計です。
穀物アレルギーの心配がある子には、どちらのタイプも安心して与えることができます。
もし、チキンや魚といった特定のタンパク質にアレルギーがある場合は、その原材料を使っていない方のフード(例:チキンアレルギーならサーモン味のドライフード)を選んであげましょう。
歯周病や歯石が気になる、あるいは歯が弱いといったデンタル系の悩みがある場合は、柔らかいウェットフードが適しています。
逆に、腎臓や泌尿器系のトラブルを予防したい、水分をしっかり摂らせたいという場合は、ウェットフードが非常に有効です。
体重管理が必要な場合は、栄養が凝縮されていて給与量の計算がしやすいドライフードの方が、カロリーコントロールはしやすいかもしれませんね。
食の好みや食いつきで選ぶ
これはもう、非常にシンプルな選び方ですね。
とにかく愛犬の「食べムラ」や「偏食」に悩んでいる、という方には、まずウェットフードを試してみることを強くおすすめします。
ウェットフードの強い香りとジューシーな食感は、ドライフードでは見向きもしなかったワンちゃんの食欲をも目覚めさせてくれる可能性があります。
口コミでも、その食いつきの良さは数多く報告されています。
もちろん、ドライフードも高タンパクで香りが良いと評判ですが、どうしても食べてくれない時の「最終兵器」として、ウェットフードは非常に頼りになる存在です。
逆に、好き嫌いがなく何でもよく食べてくれる子であれば、コストパフォーマンスの良いドライフードを主食にして全く問題ないでしょう。
愛犬が美味しそうにごはんを食べてくれる姿は、飼い主にとって何よりの幸せですから、ぜひ愛犬の「好き」を基準に選んであげてください。
飼い主さんのライフスタイルで選ぶ
最後に、意外と見落としがちですが、「飼い主さん自身のライフスタイル」も大切な選択基準になります。
愛犬のためのフード選びですが、毎日続けるのは飼い主さん自身です。
無理なく続けられる選択をすることが、結果的に愛犬のためにもなります。
まず「経済面」で考えると、やはりドライフードの方がコストを抑えられます。
毎月の食費をなるべく節約したい、という場合はドライフードが現実的な選択です。
次に「利便性」。
ドライフードは常温で長期保存ができ、給与も簡単です。
一方、ウェットフードは開封後の冷蔵保存と短期消費が必須で、少し手間がかかります。
仕事で忙しい方や、フードの管理にあまり時間をかけられないという方は、ドライフードの方が生活に合っているかもしれません。
このように、ご自身の予算や生活リズムを一度見つめ直してみることで、自然と最適な選択肢が見えてくるはずです。
カナガンの商品や会社に関するよくある質問/ウェットタイプの特徴とは?
ここまでウェットフードとドライフードの比較を中心にお話してきましたが、カナガンには他にも魅力的な商品がありますし、そもそもどんな会社が作っているのか、気になりますよね。
ここでは、そうしたカナガンの商品ラインナップや会社についての、より具体的な質問にお答えしていきます。
それぞれのフードが持つユニークな特徴を知ることで、さらに愛犬に合った選択肢が広がるかもしれません。
ウェットフード以外の選択肢や、ブランドそのものへの信頼性について、一緒に確認していきましょう。
カナガン・サーモンはどの様な特徴がありますか?
「カナガンドッグフード サーモン」は、チキンにアレルギーがあるワンちゃんや、お魚の栄養を積極的に摂らせたいと考える飼い主さんに人気のドライフードです。
一番の特徴は、その名の通り、主原料にスコットランド産の新鮮なサーモンをはじめ、マス、ニシン、白身魚といったヨーロッパで愛されるお魚を贅沢に使用している点です。
原材料の50%以上がお魚で構成された高タンパクなレシピで、ヘルシーながらもお魚の旨みがぎゅっと詰まっています。
また、サーモンオイルなどに由来するオメガ3脂肪酸(EPAやDHA)が豊富なのも大きなポイントです。
これらの成分は、美しい皮膚や被毛の健康をサポートすると言われています。
もちろん、チキン味と同様にグレインフリー(穀物不使用)で、全犬種・全年齢に対応しているので、安心して与えることができますよ。
カナガン・チキンはどの様な特徴がありますか?
「カナガンドッグフード チキン」は、カナガンの看板商品とも言える、食いつきの良さに定評のあるドライフードです。
最大の特徴は、原材料の50%以上を占める、高品質なチキンです。
ストレスの少ない環境で育った放し飼いチキンの生肉と、栄養が凝縮された乾燥チキンをバランス良くブレンドしています。
人工の香料を一切使っていないにも関わらず、袋を開けた瞬間に広がるチキンの香ばしい香りが、ワンちゃんの食欲を強く刺激します。
また、関節の健康維持をサポートすると言われるグルコサミンやコンドロイチンが配合されているのも嬉しいポイントです。
粒の形状は、小型犬でも食べやすいように中央に穴の開いたドーナツ型に工夫されており、顎の小さな子でも噛み砕きやすい設計になっています。
こちらもグレインフリーで全犬種・全年齢に対応しています。
カナガン・デンタルとは何ですか?どの様な特徴がありますか?
「カナガンデンタルドッグフード」は、毎日の食事で愛犬のお口のケアができるように開発された、機能性の高いドライフードです。
このフードの最大の特徴は、特許も取得されている天然の海藻由来成分「プロデン・プラークオフ®」を配合している点にあります。
この成分が、食べることで体の中からキレイをサポートし、お口の健康を維持してくれると言われています。
実際に、獣医師113名を対象とした調査では、94%が「良い製品だと思う」と回答し、そのケアに特化した点を評価しています。
主原料にはヘルシーなターキーの生肉や乾燥チキンが使われており、もちろんグレインフリー、全年齢対応です。
歯磨きが苦手なワンちゃんや、お口の匂いが気になるワンちゃんの飼い主さんにとって、毎日のごはんで手軽にデンタルケアができるのは、非常に嬉しいポイントではないでしょうか。
カナガンに缶詰タイプはありますか?
はい、あります。
この記事で比較してきた「カナガンドッグフード チキン 缶詰」が、カナガンのウェットフードです。
この缶詰は、新鮮なチキンを主役に、サツマイモやブロッコリーといった栄養豊富な野菜やフルーツをバランス良く配合した、グレインフリーの総合栄養食です。
まるで手作りごはんのような美味しそうな香りが特徴で、ドライフードの食いつきが悪い時のトッピングとしてはもちろん、そのまま主食として与えることもできます。
普段はドライフードをあげている方も、愛犬の誕生日などの特別な日のごちそうとして活用するのも素敵だと思います。
内容量は1缶400gで、こちらも全犬種・全年齢に対応していますよ。
カナガンの会社はどんな会社ですか?信頼できる?
カナガンは、ペット先進国であるイギリスで生まれたブランドで、日本では「株式会社レティシアン」という会社が正規輸入販売代理店となっています。
ネット広告を多く見かけるので、少し怪しいと感じる方もいるかもしれませんが、品質管理の面では非常に信頼性が高いと言えます。
フードが製造されているのは、イギリスやドイツにあるペットフード専門工場で、FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)という厳しい基準をクリアした施設なんです。
また、お店に商品を卸さず、工場から直接飼い主さんの元へ届ける「直販(D2C)」という形式をとっているのも特徴です。
これは、流通コストを抑えて少しでも新鮮なフードを届けたい、という考えに基づいています。
さらに、レティシアン社にはペット栄養管理士などの資格を持つ専門スタッフが在籍しており、フードに関する相談に丁寧に対応してくれるなど、サポート体制も整っています。
こうした生産背景や会社の姿勢を見ると、安心して大切な愛犬の食事を任せられる、信頼できる会社だと私は思います。
まとめ:カナガンのウェットとドライ、それぞれの良さを理解して最適な選択を!
さて、ここまでカナガンのウェットフードとドライフードについて、様々な角度から徹底的に比較してきました。
もう一度大切なポイントを振り返ると、ウェットフードの最大の魅力は「抜群の食いつき」と「豊富な水分量」にあります。
一方、ドライフードは「コストパフォーマンスの良さ」と「管理のしやすさ」が大きなメリットです。
どちらが良い・悪いということでは決してなく、それぞれに素晴らしい個性と得意なことがある、というのがお分かりいただけたのではないでしょうか。
食が細くて悩んでいる子には、まずウェットフードを試して「食べる喜び」を教えてあげるのが良いかもしれません。
元気いっぱいで何でもよく食べる子なら、経済的で続けやすいドライフードを主食にするのが賢い選択でしょう。
もちろん、ドライフードにウェットフードを少しトッピングして、両方の「いいとこ取り」をするというのも、愛犬の満足度を上げる素晴らしい方法です。
この記事を参考に、ぜひ愛犬の年齢、健康状態、そして日々の様子をじっくりと観察して、最高の「我が家の選択」を見つけてあげてくださいね。

コストや手軽さで選ぶならドライ、食いつきや水分補給で選ぶならウェットと、それぞれに明確な強みがあります。
そして、その両方の良さを「トッピング」という形で気軽に取り入れられるのが、カナガンのラインナップの面白いところだと感じます。
愛犬のその日の気分や体調に合わせて、柔軟に食事の楽しみをプラスしてあげる。そんな選択肢があることに、とても感心させられました。