
「よし、奮発してムアツマットレスを買うぞ!」
そう決意して公式サイトを開いたものの、いきなり現れる「三つ折り」と「のべ(丸巻き)」という2つの選択肢にフリーズしてしまっていませんか?
「どっちも寝心地は一緒でしょ? 収納しやすい方を選べばいいや」
なんて軽く考えてポチろうとしているなら、ちょっと待った!実はその油断が、後々の「しまった…!」につながる一番の落とし穴なんです。
ここでは、ムアツを知り尽くした視点から、あなたのライフスタイルに本当に合うのはどっちなのか、その決定的な違いをズバリ解説します!
そもそも「三つ折り」と「のべ」って何が違うの?構造と特徴を完全解剖
ムアツマットレスを買おう!と意気込んで公式サイトやカタログを見たとき、最初に「あれ?」って手が止まるのがこの問題。
「三つ折りタイプ」と「のべタイプ(丸巻き)」、一体どっちを選べばいいの?って悩みですよね。
「まあ、畳み方の違いだけでしょ?収納しやすい方を選べばいいかな」なんて軽く考えていませんか?いやいや、ちょっと待った!実はこの形状の違い、単なる収納スタイルの違いだけじゃなくて、マットレスとしての「寿命」や「メンテナンスのしやすさ」、さらには選べる「モデルのグレード」にまで直結する、ものすごく重要な分岐点なんですよ。
結論から言うと、現在のムアツのラインナップでは、「三つ折り」が圧倒的な主流になっています。
でも、だからといって「のべタイプ」がダメなわけではありません。
それぞれに明確な役割とメリットがあるんです。
ここで選び方を間違えると、「毎日片付けるのが面倒くさい…」とか「一部だけへたってきちゃったけど交換できない…」なんて後悔をすることになりかねません。
高い買い物ですから、まずはこの基本構造の違いをしっかりと理解して、自分のライフスタイルにバチッとハマる方を選びましょう。
専門家としての視点も交えながら、この「形」の違いを徹底的に解剖していきますね!
ムアツの「三つ折りタイプ」とは?パタパタ畳める便利さが魅力

西川ストア公式サイトより
まずは、現在のムアツマットレスにおける「王道」とも言えるのが、この「三つ折りタイプ」です。
その名の通り、マットレスの中身であるウレタンフォームが3つのブロックに分かれていて、パタンパタンと三つ折りに畳める構造になっています。
このタイプの最大の特徴は、やっぱり「扱いの手軽さ」でしょうね。
日本の住宅事情、特に押し入れに布団をしまう習慣がある家庭にとっては、この形状が最強です。
普通の敷き布団と同じような感覚で畳めるので、毎日の上げ下ろしが苦になりません。
コンパクトに四角くまとまるので、押し入れやクローゼットの隙間にもスッと収まります。
さらに見逃せないのが、「ベーシックモデル以外はすべてこの折り畳み式」だという事実です。
つまり、スタンダードモデルやプロモデル、そして最上位の30年ムアツといった「高機能なムアツ」を選ぼうとすると、基本的には自動的にこの三つ折りタイプになるんです。
「良いムアツ=三つ折り」という図式が成り立っていると言っても過言ではありません。
部屋の中で「Z字」にして立てておけば、それだけで湿気を逃がす陰干しができるのも、忙しい現代人には嬉しいポイントですよね。
ムアツの「のべタイプ」とは?くるっと丸める一枚もの

西川ストア公式サイトより
一方で、「のべタイプ」というのは、中身のウレタンフォームに切れ目がない、大きな一枚板のような構造をしているタイプです。
昔ながらのスポンジマットレスや、ヨガマットを分厚くしたようなものをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
収納するときはどうするかというと、端っこからくるくると丸めていって、最後に専用のバンド(面ファスナー)で「ギュッ」と留めるスタイルになります。
三つ折りのようにパタンとはいきませんが、筒状にまとめることができるわけです。
ここで非常に重要なポイントをお伝えしますね。
現在、西川ストア公式本店で販売されているラインナップの中で、この「のべタイプ」を採用しているのは、一番リーズナブルな「ベーシックモデル(Basic)」だけなんです。
つまり、今のムアツ選びにおいて「のべタイプを選ぶ」ということは、ほぼイコール「ベーシックモデルを選ぶ」ということになります。
ここを理解しておかないと、「高級なモデルで丸めるタイプが欲しいな〜」と思って探しても、「あれ?ないぞ?」となってしまうので注意が必要ですよ。
あくまで「基本性能を備えた入門モデル」の形状として採用されているのが、この「のべタイプ」なんです。
決定的な違いは「継ぎ目」があるかないか!寝心地への影響は?
「三つ折り」と「のべ」、構造上の決定的な違いはずばり「継ぎ目(スリット)」があるかないかです。
ここが寝心地にどう影響するか、気になりますよね。
「のべタイプ」の最大のメリットは、この継ぎ目がないことによる「シームレスな寝心地」です。
頭から足先まで一枚のウレタンで繋がっているので、背中や腰にマットレスの切れ目が当たる感覚が一切ありません。
情報源にも「折り目がないため、境目を気にせず寝ることができる」とはっきりメリットとして書かれています。
特に神経質な方や、マットレスの上に薄いシーツ一枚だけで寝たいという方にとっては、この一体感は大きな魅力になるはずです。
じゃあ「三つ折りタイプ」は寝心地が悪いのか?というと、決してそんなことはありません。
三つ折りの継ぎ目はきれいに突き合わさるように設計されていますし、ムアツ専用のシーツやパッドシーツを掛けてしまえば、ほとんどの人は気にならないレベルです。
ただ、極端に言えば、継ぎ目の部分はどうしてもウレタンが途切れているわけですから、のべタイプのような「完全な一枚岩の安定感」とは質が異なります。
とはいえ、今の主力商品がほぼ三つ折りであることを考えれば、多くのユーザーにとっては「許容範囲」というか、気にならないレベルの差だと言っていいでしょう。
でも、「絶対に背中に線を感じたくない!」というこだわり派には、のべタイプ(ベーシックモデル)という選択肢が輝きますね。
「収納のしやすさ」対決!押入れ派は三つ折り、置きっぱなし派はのべ?
毎日のことだからこそ無視できない「収納のしやすさ」。
ここで両者を対決させてみましょう。
まず、和室などで毎日布団を上げ下ろしする「押入れ派」のあなた。
これはもう、迷わず「三つ折り」に軍配が上がります。
パタンパタンと畳んで持ち上げるだけのアクションは、やっぱり楽ちんです。
四角くまとまるので、押入れの中で他の寝具と重ねたり、立てて収納したりもしやすい。
毎朝のルーティンとしてストレスなく片付けられます。
一方、「のべタイプ」は、丸める作業に少し力とコツがいります。
端から体重をかけて巻いていき、広がらないようにバンドで留める…という一連の動作は、忙しい朝にはちょっと手間に感じるかもしれません。
それに、丸めた状態だと円筒形になるので、押入れの中でコロコロ転がったり、意外とデッドスペースができたりすることも。
でも、「ベッド派」や「敷きっぱなし派」なら話は別です。
一度敷いたら基本動かさないのであれば、収納の手間は関係ありません。
むしろ、継ぎ目のないフラットな見た目で、ベッドメイキングが美しく決まるのは「のべタイプ」かもしれませんね。
ご自身の生活スタイルが「毎日片付けるのか、敷きっぱなしなのか」、ここで判断するのが正解です。
「メンテナンス性」の違い!ローテーションできるのはどっち?
個人的に一番重要だと思っているのが、この「メンテナンス性」の違いです。
特に「ローテーション」ができるかどうか、これはマットレスの寿命を左右する大問題なんですよ。
結論から言うと、「三つ折りタイプ」は中身のウレタン(中芯)を取り出して入れ替えるローテーションが可能です。
これ、めちゃくちゃ重要です!人間って寝ているとき、一番重たい「腰やお尻」の部分に荷重が集中しますよね。
だから、マットレスはずっと同じ状態で使っていると、どうしても真ん中の部分からへたってきちゃうんです。
三つ折りタイプなら、3つのブロックが独立しているので、「ちょっと腰の部分が柔らかくなってきたかな?」と思ったら、足元のブロックと真ん中のブロックを入れ替えることができます。
こうやって一番負担のかかる場所を定期的に交代させてあげることで、マットレス全体の寿命をグンと延ばすことができるんです。
これは長く使う上で最強のメリットと言えます。
対して「のべタイプ」は一枚ものなので、中身の入れ替えができません。
できることといえば、マットレス自体の「頭側」と「足側」をくるっと180度回転させて使うことくらい。
真ん中の腰部分は、どうしても常に酷使される運命にあります。
長く、いい状態で使い続けたいなら、ローテーションができる三つ折りタイプの方が、結果的なコストパフォーマンスは高いと言えるでしょうね。
「三つ折り」が圧倒的に人気な理由!メリット・デメリットを整理

「別に丸めても畳んでも、寝ちゃえば一緒でしょ?」と思っているあなた。
実はその考え、ちょっともったいないかもしれません!
今のムアツマットレスのラインナップを見ると、明らかに「三つ折りタイプ」が優遇されています。
これ、単にメーカーの気まぐれじゃなくて、使う人にとってのメリットが圧倒的に大きいからなんです。
なぜみんな「三つ折り」を選ぶのか?なぜ上位モデルはこぞって「三つ折り」なのか?その人気の秘密と、隠された合理的な理由を、メリット・デメリットの両面から整理してみましょう。
「なるほど、だから三つ折りが主流なのか!」と納得できるはずです。
最大のメリットは「中身のローテーション」で寿命が延びること!
私が三つ折りタイプを推す最大の理由、それはズバリ「寿命を延ばせるから」です。
これに尽きます。
マットレスって、使っているとどうしても「腰(お尻)」の部分からへたってきちゃうんですよね。
人間の体重の約44%が腰回りに集中すると言われているので、これはもう物理的に避けられない宿命なんです。
一枚ものの「のべタイプ」だと、真ん中だけが凹んできたら、もう寿命として諦めるしかありません。
でも、三つ折りタイプは違います。
中身のウレタンが3つのブロックに分かれているので、ファスナーを開けて中身を取り出し、「頭側のブロック」と「腰側のブロック」を入れ替えることができるんです。
こうやって定期的に場所をローテーションさせてあげることで、一箇所だけに負担が集中するのを防げます。
結果として、マットレス全体の寿命をググンと延ばすことができるわけです。
高い買い物ですから、少しでも長く、良い状態で使い続けたいですよね。
この「自分でメンテナンスできる」という点は、三つ折りタイプだけの特権であり、最強のコスパ術なんですよ。
毎日の上げ下ろしがラク!自立するから陰干しも一瞬で完了
ムアツマットレスを長持ちさせる秘訣は、とにかく「湿気を溜めないこと」です。
ウレタンフォームは湿気が大敵。
でも、毎日重たい布団をベランダまで運んで干すなんて、忙しい私たちには無理ゲーですよね?
そこで輝くのが三つ折りタイプです。
このタイプ、なんと「自立」します。
朝起きたら、パタンパタンとZ字型(屏風みたいな形)にして、部屋の風通しのいい場所に立てておくだけ。
これでメンテナンス完了です!所要時間、わずか10秒。
これならズボラな私でも毎日続けられます。
公式サイトにも「室内に立てかけるか陰干しするだけで湿気対策が完了」とありますが 、これが簡単にできるのは構造的に自立しやすい三つ折りタイプならでは。
のべタイプだと、壁に立てかけるか、専用のバンドで留めて自立させる必要があるので、この「ヒョイっと立てるだけ」の手軽さは三つ折りの圧勝ですね。
コンパクトに畳めるから、来客用や狭い部屋でも邪魔にならない
日本の住宅事情を考えると、やっぱり「コンパクトさ」は正義です。
三つ折りタイプは畳むとキレイな直方体になります。
押し入れに収納するときも、デッドスペースを作らずにピシッと収まりますし、クローゼットのちょっとした隙間にも入れやすい。
上に掛け布団や枕を重ねて置いても安定します。
一人暮らしのワンルームで、昼間は部屋を広く使いたいという人にもピッタリ。
友達が泊まりに来た時の「来客用布団」としても、普段は邪魔にならずにしまっておけるので優秀です。
のべタイプ(丸巻き)だと、どうしても円柱状でコロコロするし、意外と場所を取るんですよね。
収納の美しさと効率を求めるなら、やっぱり三つ折りなんです。
ベーシック以外はすべて「三つ折り」!上位モデルの特権?
ここで衝撃的(?)な事実をお伝えしましょう。
現在販売されているムアツマットレスの主要ラインナップにおいて、「三つ折りじゃないやつ」を探すほうが難しいんです。
公式サイトに基づいて整理すると、見事に「ベーシックモデル以外はすべて折り畳み式(三つ折り)」という構成になっています。
30年ムアツもプロもスタンダードも!主力は全部三つ折りです

西川ストア公式サイトより
分かりやすく表にまとめてみました。
これを見れば一目瞭然です。
| モデル名 | グレード | 形状 |
|---|---|---|
| 30年 MuAtsu XX Comfort | 最上位 | 三つ折り |
| 30年 MuAtsu X | ハイスペック | 三つ折り |
| ムアツプロ (Pro) | 定番・プロ | 三つ折り |
| スタンダード (Standard) | 標準 | 三つ折り |
| ベーシック (Basic) | 入門 | のべ(丸巻き) |
ご覧の通り、昭和西川が自信を持って送り出している主力モデル(スタンダード以上)は、すべて三つ折りタイプなんです。
特に「30年ムアツ」のような超高耐久モデルや、寝心地にこだわった「プロ」モデルが三つ折りを採用しているということは、それだけ「機能性やメンテナンス性を重視している」という証拠でもあります。
「良いムアツが欲しいな」と思ったら、自然と三つ折りタイプを選ぶことになる。
これが今のムアツ選びの基本ルールなんですね。
デメリットはある?「継ぎ目の違和感」は実際どうなの?
「いいこと尽くしじゃん!」と思うかもしれませんが、公平にデメリットもお話ししておきましょう。
三つ折りタイプ唯一の弱点、それはやっぱり「継ぎ目(スリット)」の存在です。
構造上、どうしてもウレタンが3つに分かれているので、繋ぎ目の部分には隙間ができます。
普通に寝ている分には、お尻が落ち込むようなことはありませんし、専用シーツやパッドシーツを敷いてしまえば、ほとんどの人は気にならないレベルです。
ただ、感覚が鋭敏な方や、「背中に少しでも凹凸を感じるのが嫌だ!」という方にとっては、この継ぎ目が違和感として感じられる可能性はゼロではありません。
そういう意味では、「完全なフラット」を実現できるのべタイプ(ベーシックモデル)にも、確かな需要があると言えますね。
とはいえ、多くのユーザーレビューを見ても「継ぎ目が気になって眠れない」という声はほとんど聞かれません。
メリット(寿命、メンテ、収納)とデメリット(微細な継ぎ目)を天秤にかければ、やはり三つ折りの方が圧倒的に使い勝手が良いというのが、私の結論です。
「のべ(丸巻き)」を選ぶべき人は誰?コスパ最強のベーシックモデル

西川ストア公式サイトより
さて、ここまで「三つ折り推し」で話を進めてきましたが、「のべタイプ(丸巻き)」も負けてはいません。
というか、明確に「これを選ぶべき人」がいるんです。
それはズバリ、「コスパ重視でムアツを始めたい人」です。
現在のムアツのラインナップにおいて、「のべタイプ」を採用しているのは一番リーズナブルな「ベーシックモデル」のみ。
つまり、「のべタイプを選ぶ」ということは、「一番安いモデルで賢くムアツデビューする」という戦略的な選択なんですよ。
ここでは、この「のべタイプ=ベーシックモデル」の魅力と、購入前に知っておくべきスペックの差について、包み隠さず解説しますね。
「ベーシックモデル」唯一の形状!とにかく安くムアツを始めたい人へ
まずはお金の話をしましょう。
切実ですよね。
「のべタイプ」であるベーシックモデルの価格は、シングルサイズで49,500円(税込)からです。
一方、一つ上のグレードである「スタンダードモデル(三つ折り)」になると、価格は77,000円(税込)からに跳ね上がります。
その差、なんと27,500円!これはデカイ。
「ムアツの『点で支える』寝心地を試してみたいけど、いきなり7万、10万は出せないよ…」という方にとって、5万円を切るこのベーシックモデルは、まさに救世主と言える存在です。
「入門モデル」としての基本性能はしっかり備わっているので、まずはここからムアツ生活をスタートさせるのも、大いにアリな選択肢だと思いますよ。
継ぎ目がない「一枚もの」の安心感!シーツも掛けやすい?
安さだけが魅力じゃありません。
のべタイプ最大の武器は、やっぱり「継ぎ目がないこと」です。
頭から足先まで、どこにも切れ目がない一枚のウレタンフォーム。
この「一枚もの」ならではの安定感や、背中に何も触れないシームレスな感触は、のべタイプでしか味わえません。
「三つ折りのスリットがどうしても気になる…」という敏感なセンサーをお持ちの方にとっては、むしろ上位モデルよりもこちらの方が快適に眠れるかもしれませんね。
また、継ぎ目がない分、フラットな見た目でシーツもピシッと掛けやすいという地味ながら嬉しいメリットもあります。
マジックテープで留めるだけ!慣れれば収納も意外とスムーズ
「丸めるのって大変そう…」と思うかもしれませんが、慣れれば意外とリズムよく片付けられます。
収納する時は、端からクルクルと丸めていって、最後に付属の面ファスナー(マジックテープ的なやつ)で「ペタッ」と留めるだけ。
確かに三つ折りの「パタン、パタン」に比べればひと手間かかりますが、ヨガマットを片付けるような感覚です。
毎日の作業として慣れてしまえば、そこまで苦にはならないはず。
むしろ、ベッドの上に敷きっぱなしにするなら、この収納の手間すら関係なくなりますからね。
厚さは8cm!三つ折りモデル(9cm〜12cm)との厚みの違いに注意
ここからは少しシビアな話をします。
「安いからこれでいいや!」と即決する前に、必ず確認してほしいのが「厚み」の違いです。
三つ折りタイプであるスタンダードやプロモデルは厚さが「9cm」、最上位モデルになると「12cm」もあります。
それに対して、のべタイプのベーシックモデルは厚さ「8cm」です。
「たった1cm」が寝心地を変える?底付き感とサポート力の差
「たった1cmでしょ?」と思いました?いやいや、マットレスの世界での1cmは、寝心地に結構な影響を与えるんです。
公式サイトでも「わずか1〜4cmの差ですが、この違いが寝心地に影響を与えます」とはっきり書かれています。
特にムアツは1枚で敷いて使うものなので、体重が重い方や大柄な男性が使う場合、8cmだと床の硬さを感じる「底付き感」が出る可能性がゼロではありません。
しっかり身体を支える安定感を求めるなら、やっぱり厚みのあるモデル(12cmなど)が推奨されています。
ご自身の体重や好みの寝心地と相談して、「8cmで十分か?」を一度考えてみてくださいね。
凹凸2フォーム構造!上位モデル(3フォーム)とのスペック差を知ろう

西川ストア公式サイトより
最後に、構造の違いもお伝えしておきます。
スタンダード以上の三つ折りモデルは、上・中・下の3層からなる「凹凸3フォーム構造」を採用しています。
対して、ベーシックモデルは「凹凸2フォーム構造」、つまり2層構造です。
3層構造の方が、体圧分散性や通気性のコントロールにおいて有利な設計になっています。
ベーシックモデルももちろん「点で支える」ムアツ独自の機能は持っていますが、通気性や体圧分散のスペックは、やはり上位モデルには及びません。
「のべタイプ(ベーシック)」を選ぶということは、価格を抑える代わりに、この「厚み」と「層の数」を少し妥協するということ。
ここを納得した上で選ぶなら、ベーシックモデルは間違いなくコスパ最強の相棒になってくれるはずです!
あなたはどっち?ライフスタイル別「三つ折り vs のべ」判定チャート

ここまで構造やメリット・デメリットを見てきましたが、「まだ決めきれない!」という方もいるかもしれませんね。
スペックも大事ですが、結局は「自分の生活に合うかどうか」が一番重要です。
そこで、あなたの性格やライフスタイルに合わせて「こっちを選ぶべき!」という判定チャートを作ってみました。
自分に当てはまる項目を見つけて、迷いを断ち切りましょう!
「腰痛対策」で長く使いたいなら、ローテーション可能な三つ折り一択
「腰痛がつらくて、少しでも楽に眠りたい…」という切実な悩みでムアツを検討しているあなた。
そんなあなたには、迷わず「三つ折りタイプ(スタンダード以上)」をおすすめします。
腰痛対策で一番大事なのは、腰部分がしっかり支えられていること。
でも、マットレスはずっと使っていると、どうしても重たい腰の部分から柔らかくなってきてしまいます。
そうなると、せっかくのサポート力が落ちてしまうんですよね。
三つ折りタイプなら、中身のウレタンをローテーションして、常に「元気なウレタン」を腰の位置に持ってくることができます。
腰への負担を減らすための投資として考えるなら、良いコンディションを長くキープできる三つ折りタイプを選ぶのが、間違いなく正解です。
「予算5万円以下」で抑えたいなら、のべタイプのベーシック
「ムアツが欲しい!でも予算は絶対に5万円以内!」という鉄の意志をお持ちのあなた。
選択肢は一つです。
「のべタイプ(ベーシックモデル)」を選びましょう。
正直に言って、今のムアツのラインナップで5万円を切るのは、このベーシックモデル(シングル 49,500円〜)だけです。
一つ上のスタンダードモデルになると7万円台になってしまうので、予算オーバー確定です。
「一番安いモデルで大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、安心してください。
ベーシックモデルでも、ムアツ伝統の「点で支える」機能はしっかりと搭載されています。
「まずは予算内でムアツデビューしてみたい」という堅実派のあなたには、このモデルが最強の味方になってくれますよ。
「ズボラさん」にはどっち?立てかけるだけの三つ折りが神すぎる
「毎日の布団の上げ下ろし?面倒くさい!」「メンテナンス?楽な方がいいに決まってる!」という、私と同じズボラ気質のあなた。
絶対に「三つ折りタイプ」にしてください。
のべタイプ(丸巻き)は、毎朝くるくる丸めてバンドで留めるという「ひと手間」が発生します。
これが意外と面倒くさいんです。
その点、三つ折りタイプは神です。
朝起きたら、パタンとZ字にして部屋の隅に立てておくだけ。
これだけで湿気対策(陰干し)が完了します。
この手軽さを一度味わうと、もう他の布団には戻れません。
「メンテナンスの楽さ」をお金で買うと思えば、三つ折りモデルへの投資は決して高くありませんよ!
「ベッドフレーム」に乗せて使うなら?どちらでもOKだけど厚みに注目
「畳じゃなくて、ベッドフレームの上に置いて使いたい」というベッド派のあなた。
この場合、収納の手間がないので、形状は「三つ折り」でも「のべ」でも、どちらでもOKです。
むしろ、継ぎ目のない「のべタイプ」の方が、見た目がフラットで美しいかもしれません。
ただし、注意してほしいのが「厚み」です。
ベッドフレーム、特にすのこベッドなどの上に直接敷く場合、厚さが薄いと底付き感(背中に硬さを感じる)が出る可能性があります。
のべタイプ(ベーシック)は厚さ8cmですが、三つ折りタイプ(スタンダード以上)は9cm〜12cmと厚みがあります。
1枚でしっかり支えてほしい、リッチな寝心地が欲しいという場合は、形状よりも「厚み」を優先して、9cm以上の三つ折りモデルを選んだ方が幸せになれるかもしれません。
引っ越しや移動が多い転勤族には、コンパクトな三つ折りがおすすめ
「転勤族で引っ越しが多い」「将来的にライフスタイルが変わるかも」というあなたには、「三つ折りタイプ」がおすすめです。
引っ越しの時、四角くコンパクトに畳める三つ折りタイプは、ダンボールにも詰めやすく、車のトランクや荷台にも積み込みやすいんです。
のべタイプ(丸巻き)は、意外と長くて場所を取る筒状になるので、運搬時に「これ、どこに置こう…」と困ることがあります。
身軽に動きたい、荷物はコンパクトにまとめたい。
そう考えるなら、扱いやすい三つ折りタイプを選んでおくのが無難ですよ。
失敗しない購入前の最終チェック!お試しや保証はどうなってる?

「三つ折りか、のべか」決心はつきましたか?
よし、ポチるぞ!…となる前に、最後の最終チェックをしておきましょう。
ムアツマットレスは決して安い買い物ではありません。
「買ってみて合わなかったらどうしよう」「古い布団の処分はどうすれば?」なんて不安要素は、購入ボタンを押す前に全部クリアにしておくのが鉄則です。
ここでは、知っている人だけが得をする「お試し制度」や、意外と見落としがちな「サービスの落とし穴」について、専門家の視点で包み隠さずお伝えします。
これさえ読めば、もう迷うことはありませんよ!
いきなり買うのが怖いなら「90日間トライアル」を使わない手はない!

西川ストア公式サイトより
「ネットでマットレスを買うなんて、博打じゃない?」
正直、そう思いますよね。
お店でちょっと寝転がったくらいじゃ分からないし、ましてや一度も触らずに買うなんて勇気がいります。
でも安心してください。
昭和西川の公式通販サイト(西川ストア公式本店)には、会員限定の最強の特典「90日間トライアルキャンペーン」が用意されています。
これは、商品が届いてから90日間、自宅でじっくり寝心地を試せるというもの。
もし「やっぱり体に合わないな」と思ったら、返品が可能なんです。
これなら、失敗するリスクを極限まで減らせますよね。
「とりあえず家で寝てみて決める」というスタンスで買えるのは、公式ならではの特権です。
クイーン・キングは対象外!シングル・セミダブル・ダブルならOK
ただし、注意点が一つだけ。
このトライアルキャンペーン、「クイーンサイズ」と「キングサイズ」は対象外なんです。
シングル、セミダブル、ダブルサイズであれば問題なく対象になります。
大きいサイズを検討している方は、ここだけしっかり確認しておいてくださいね。
ネット限定?店舗との違いは?お得に買うなら公式通販サイト
「お店で買って持ち帰りたい」という人もいるかもしれませんが、個人的には公式通販サイトでの購入を強くおすすめします。
理由はシンプル。
さきほどの「90日間トライアル」は、西川ストア公式本店での購入者限定の特典だからです。
実店舗や、他のモール店で買った場合は対象外になってしまうこともあります。
さらに、後述する「分割金利手数料0円」などのキャンペーンも充実しています。
重たいマットレスを玄関まで運んでもらえて、保証も手厚い。
賢く買うなら公式一択だと思います。
古い布団はどうする?「無料引き取りサービス」が神対応すぎる
新しいマットレスを買うとき、一番面倒なのが「今使っている布団の処分」ですよね。
粗大ゴミの手配をして、シールを買って、指定の場所まで運んで…ああ、考えただけでも面倒くさい!
そんなあなたに朗報です。
西川ストア公式本店には「不要ふとん無料引き取りサービス」があります。
新しい商品が届いた後に、専用のキットに古い布団を詰めて送るだけ。
これ、本当に神サービスです。
ただし!ここで超重要な注意点があります。
このサービスが使えるのは、「1回の注文金額が55,000円(税込)以上」の場合に限られるんです。
思い出してください。
コスパ最強の「ベーシックモデル(のべタイプ)」、シングルサイズのお値段はいくらでしたか?
そう、49,500円です。
つまり、ベーシックモデルを1枚だけポチっても、この引き取りサービスは使えないんです!
「安く買えた〜!」と喜んでいたら、古い布団の処分費がかかって結局トントン…なんてことになりかねません。
もしベーシックモデルを買うなら、洗い替えのシーツや除湿シートなどを一緒にカートに入れて、合計金額を55,000円以上に調整するのが賢いやり方ですよ。
送料はかかる?北海道・沖縄・離島の人は要注意!
基本的には、3,980円以上の注文で送料無料です。
ムアツマットレスならどれを買ってもクリアするので心配いりません。
ただし、お住まいの地域によっては追加送料がかかります。
北海道は1,000円、沖縄県は1,500円、一部離島は2,000円が別途必要になります。
該当する地域の方は、予算に少し余裕を持っておいてくださいね。
分割払い手数料が無料!高額な三つ折りモデルも月々3000円台から?
「三つ折りタイプの機能性は魅力だけど、やっぱり値段が…」と迷っているあなたへ。
諦めるのはまだ早いです。
西川ストア公式本店では、40,000円以上のお買い物で「分割払い金利手数料0円キャンペーン」を実施しています。
なんと最大60回払いまで、金利手数料を店舗が負担してくれるんです。
例えば、最上位モデルの「30年ムアツ(22万円)」だって、60回払いにすれば月々3,600円から購入可能です。
これなら、スマホ代くらいの感覚で最高級の寝心地が手に入りますよね。
「安物買いの銭失い」になるくらいなら、この制度をうまく利用して、長く使える「三つ折りタイプ」を手に入れる。
それも一つの賢い選択肢だと思いますよ!
ムアツ(MuAtsu)マットレスの会社や商品に関するよくある質問/マットレスとパッドの違いは?

「ムアツが欲しい!」と思って商品を調べていると、「マットレス」と「マットレスパッド」という2つの言葉が出てきて混乱することがあります。
「え、どっちを買えばいいの?」と迷わないために、この2つの違いや、メーカーについても知っておくと安心ですよ。
ここでは、ムアツに関する素朴な疑問に、ズバリお答えしていきます。
ムアツシリーズのマットレスとパッドは何が違うの?
一番の違いは「1枚で使えるか、重ねて使うか」という点です。
【ムアツ マットレス】
こちらは、畳や床に直接敷いて、これ1枚で敷き布団として使えるタイプです。
厚さはモデルによって8cm〜12cmあり、身体をしっかり支える厚みが確保されています。
もちろん、ベッドフレームの上に乗せて使うことも可能です。
これから寝具を新調するなら、こちらがメインの選択肢になります。
【ムアツ マットレスパッド】
こちらは、今あなたが使っているベッドマットレスや敷き布団の上に重ねて使用するタイプです。
「今のベッドが少しへたってきたけど、買い換えるのは大変…」とか「手軽にムアツの寝心地をプラスしたい」という場合に活躍します。
あくまで「トッパー(重ねるもの)」としての役割なので、これ1枚で床に敷いて寝るためのものではありません。
ちなみに、単体でベッドとして機能する厚さ20cmの「ベッドマットレス」というタイプもあります。
自分の寝室環境に合わせて、「1枚でいくならマットレス」「重ねるならパッド」と選び分けましょう。
ムアツにはどの様な関連商品がある?
「点で支える」心地よさは、実はマットレスだけじゃありません。
ムアツシリーズには、快適な睡眠と生活をサポートする様々なアイテムが揃っています。
まず代表的なのが「ムアツまくら(ピロー)」です。
マットレスと同じように点で支える構造で、高通気タイプの「Breeze」や高弾性タイプの「Bounce」、高さ調整ができるタイプなど、ラインナップも豊富です。
リビングやオフィスで使える「ムアツクッション」もあります。
お尻に敷くフラット型や、背もたれにもなるL字型などがあり、座り時間の長いデスクワークの味方になってくれます。
その他にも、ムアツ専用のシーツや替え側(交換用カバー)、湿気対策に欠かせない除湿パッドなど、長く快適に使うためのメンテナンス用品もしっかり用意されています。
ムアツマットレスの販売会社は?信頼できる会社なの?

西川ストア公式サイトより
ムアツマットレスを販売しているのは、老舗寝具メーカーの「昭和西川」です。
「ムアツ」って、最近出てきたポッと出の商品じゃないんですよ。
実は発売されたのは1971年(昭和46年)。
もう50年以上の歴史がある超ロングセラー商品なんです。
そのルーツも本格的で、元々は宇宙ロケットのタマゴ型をヒントに、「医療現場での床ずれ防止」という課題を解決するために開発されました。
その実績は折り紙付きで、全国100ヶ所以上の医療機関に納入され、累計出荷台数は446万台以上(※公式サイトより)にも上ります。
単なる寝具メーカーの商品というだけでなく、医療の現場で磨かれてきた確かな機能性と歴史がある。
だからこそ、多くの人に長く愛され続けているんですね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 昭和西川株式会社(SHOWA NISHIKAWA CO., LTD.) |
| 本社所在地 | 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-4-15 |
| 創業・設立 | 創業:1566年(西川甚五郎商店) 設立:1942年11月(昭和寝具工業株式会社として設立) |
| 代表者 | 代表取締役会長:西川 惠 代表取締役社長:齊藤 淨一 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 従業員数 | 468名(職場情報総合サイト参照) |
| 事業内容 | ムアツ製品、羽毛ふとん、羊毛ふとん等の製造・卸売・販売 不動産賃貸事業 |
| 主要ブランド | MuAtsu(ムアツ)、100年羽毛、50年ムートンなど |
まとめ | 迷ったら「三つ折り」が正解!長く愛用するならメンテナンス性が命
最後に、もう一度大事なポイントをパパッと整理しておきましょう。
| 三つ折り (推奨) |
【こんな人におすすめ】 ・いいものを長く使いたい(ローテーションで寿命UP) ・毎日の片付けを楽にしたい(立てて干せる) ・腰痛対策など、機能性を重視したい【対象モデル】 スタンダード、プロ、30年ムアツなど(主力モデル) |
| のべ (丸巻き) |
【こんな人におすすめ】 ・とにかく予算を抑えたい(5万円以下) ・継ぎ目のないフラットな寝心地が好き ・ベッドに敷きっぱなしにする予定【対象モデル】 ベーシックモデルのみ |
結論として、私のファイナルアンサーは「迷ったら三つ折り(スタンダード以上)にしておけ!」です。
やっぱり、決して安くない買い物ですから、「長く使えるかどうか」が一番のキモになります。
一番負担のかかる腰部分のウレタンを入れ替えられて、湿気対策もZ字干しでラクチンな三つ折りタイプは、長い目で見れば間違いなくコストパフォーマンス最強です。
「でも、やっぱり高いなぁ…」と躊躇しているなら、記事の最後で紹介した「金利手数料0円の分割払い」や「90日間トライアル」という飛び道具をフル活用しちゃいましょう。
月々数千円の投資で、毎朝の「身体が軽い!」という感動が手に入るなら、これほど有意義なお金の使い方はないと思いますよ。
