【純正 vs 市販】雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡのおすすめシーツ。ボックスシーツと防水シーツの選び方

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ナットくん
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「雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡ」の購入を検討している時、「あれ?シーツって、どれを使えばいいんだろう?」という疑問にぶつかっていませんか?

 

「雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡ」は、しっかり「厚さ18cm」。

普通のシーツだと、パツパツになってしまったり、寝ている間に外れてしまったり…。

 

かといって、公式の純正シーツは安心だけど、ちょっと価格が気になるし、種類もあってどれがいいか分からない。

 

シーツ選びを適当にしてしまうと、せっかくの寝心地が半減してしまうことにもなりかねません。

雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡにシーツはなぜ必要?

「雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡ」の購入を決めた、あるいは検討している皆さん。

「雲の上の寝心地」を叶えるために、5層ものウレタン層や腰回りをサポートする3Dカットなど、マットレス本体のスペックは本当によく練られていますよね。

でも、そのこだわりのマットレスを手に入れた(入れる)次に、多くの人が直面するのが「シーツはどうしよう?」という問題です。

「なんでもいいや」と適当に選んでしまうと、せっかくの寝心地が台無しになってしまう可能性もあるんです。

ここでは、なぜマットレスⅡにシーツが必要なのか、そしてどんなシーツを選ぶべきかの「基本のキ」を見ていきましょう。

マットレスⅡの寝心地を最大限に活かすシーツの役割

「雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡ」の大きな魅力は、低反発ウレタン層が身体に程よくフィットして、柔らかく包み込むような寝心地にあります。

また、マットレス全体に「一気通貫の通気孔」を設けることで、湿気や熱がこもらないように工夫されていますよね。

もし、シーツが分厚すぎてゴワゴワしていたらどうでしょう?

せっかくの身体へのフィット感がシーツに阻害されてしまいますし、通気性も悪くなってしまうかもしれません。

シーツは、マットレスⅡの「良さ」を、寝ている私たちに直接伝えてくれる「通訳」のような役割を持っています。

だからこそ、その寝心地を邪魔しない、むしろ活かしてくれるようなシーツを選ぶのがとても大切なんですね。

汚れ防止だけじゃない!マットレス本体の寿命を守る重要性

もちろん、シーツの最も基本的な役割は「汚れ防止」です。

私たちは寝ている間に、思っている以上に汗をかきますし、皮脂やフケなども自然と出ます。

これらが直接マットレス本体に染み込んでしまうと、シミやニオイの原因になるだけでなく、湿気を好むダニやカビの温床にもなりかねません。

マットレスⅡは、その中身であるウレタンフォーム自体を丸洗いすることはできません。

高価なマットレスを、できるだけ長く、清潔に使い続けるためにも、シーツは必須のアイテムと言えます。

汚れをシーツで受け止めて、シーツだけをこまめに洗濯する。

このサイクルが、マットレス本体の寿命を守ることに直結するわけです。

【最重要】シーツ選びの鍵は「厚さ18cm」に対応できるか

マットレスⅡのシーツ選びで、一番重要で、そして一番失敗しやすいポイント。

それは「サイズ」です。特に「厚さ」。

「雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡ」は、その5層構造を実現するため、しっかりとしたボリュームがあります。

具体的には、シングル、セミダブル、ダブルのどのサイズであっても、厚さは共通で「18cm」となっています。

この「18cm」という厚さに、シーツがちゃんと対応できるかどうか。

これが、シーツ選びの最大の分かれ道と言ってもいいと思います。

まずは、ご自身のマットレスのサイズを正確に把握しておきましょう。

雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡのサイズ展開(シングル・セミダブル・ダブル)

マットレスⅡのサイズは、以下の3種類が展開されています。

シーツを購入する前に、ご自宅のマットレスがどのサイズか、改めて確認してみてくださいね。

サイズ名 横幅(約) 縦幅(約) 厚さ(共通)
シングル(S) 100cm 195cm 18cm
セミダブル(SD) 120cm 195cm 18cm
ダブル(D) 140cm 195cm 18cm

(※サイズ情報は公式サイトのデータを基に記載しています)

なぜ「厚さ18cm」が市販品選びで難しいのか

「いやいや、シングルならシングルのシーツを買えばいいだけでしょ?」と思うかもしれません。

でも、市販されているシーツ(特にボックスシーツ)の中には、厚さ10cm~15cm程度の一般的な敷布団や薄手のマットレスを想定して作られているものも、実は少なくないんです。

もし、そういった「マチ幅(厚さに対する余裕)」が足りないシーツを「厚さ18cm」のマットレスⅡに無理やり装着しようとすると…。

まず、ゴムがパツパツになって、ちょっと寝返りを打っただけですぐにシーツが外れてしまう、なんてことが起こります。

さらに悪いことに、シーツの力が強すぎてマットレスの角が内側に引っ張られ、マットレス本体が型崩れしたり、体が不自然に圧迫されたりして、寝心地が悪化する可能性もあるんです。

だからこそ、「厚さ18cmに対応」と明記されているか、後ほど説明する「マチ幅」に十分な余裕があるシーツを選ぶ必要があるんですね。

ボックスシーツ、フラットシーツ、敷きパッドの違いとは?

ここで、シーツの種類について簡単におさらいしておきます。

よく聞くのは「ボックスシーツ」「フラットシーツ」「敷きパッド」の3種類でしょうか。

「ボックスシーツ」は、マットレスの底面にゴムが入っていて、マットレス全体をすっぽりと箱(ボックス)のように覆うタイプです。

着脱が簡単で、ズレにくいのが特徴ですね。

「フラットシーツ」は、昔ながらの一枚の布です。

マットレスの下に布の端を巻き込んで使います。サイズ(特に布の面積)に余裕があればどんな厚さにも対応しやすいですが、キレイに敷くのが難しく、ズレやすいのがちょっと難点かもしれません。

「敷きパッド」は、マットレスの上に置いて、四隅のゴムバンドで固定するタイプです。

主な目的は汗取りや、寝心地の微調整(冷感・温感など)です。マットレスの「上面」しか保護できないので、側面は無防備になってしまいます。

マットレスⅡには「ボックスシーツ」がおすすめな理由

これらの特徴を踏まえると、「雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡ」には、やはり「ボックスシーツ」が一番おすすめかなと思います。

理由は、マットレスⅡの「厚さ18cm」という側面まで、しっかりと全体を覆って保護できるから。

フラットシーツだと、18cmの厚みがあると、下に巻き込む「シロ(余裕分)」がかなり必要になり、毎日のベッドメイキングが大変だったり、寝ている間にズレて側面が露出したりしがちです。

敷きパッドでは、そもそも側面を汚れから守れません。

その点、ボックスシーツなら、サイズさえ間違えなければスポッとかぶせるだけで側面までガードでき、見た目もスッキリします。

取り付けの手軽さと保護性能を両立できるのが、ボックスシーツ最大の強みですね。

そこで次の章では、この「ボックスシーツ」に絞って、純正品と市販品を比較していきます。

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【純正 vs 市販】公式シーツ3種類を徹底比較!マットレスⅡとの適合性は?

「雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡ」に合うシーツを探すとき、まず真っ先に気になるのが、「公式の専用シーツ(純正品)ってあるの?」という点ですよね。

結論から言うと、ちゃんと用意されています。

しかも、なんと素材や機能性が異なる3種類ものラインナップがあるんです。(これは私も調べてみて、ちょっと意外でした)

「純正」と聞くと、なんとなく「選択肢は1つだけ」というイメージがありますけど、好みに合わせて選べるのは嬉しいポイントですね。

ここでは、その3種類の特徴と、私たちの「マットレスⅡ(厚さ18cm)」にちゃんと適合するのかを、1つずつ徹底的にチェックしていきましょう。

公式シーツは3種類!「3重ガーゼ」「やわもち」「スムース」の特徴

現在、公式ショップで「カバー・シーツ」としてラインナップされているのは、主にこの3つのようです。

(※この他にも敷きパッドなどはありますが、ここではマットレス全体を覆う「シーツ」に絞って見ていきますね)

1. 3重ガーゼBOXシーツ

2. 雲のやすらぎプレミアム やわもちフィットシーツplus

3. 雲のやすらぎスムースシーツ

名前からして、もう個性がバラバラなのが伝わってきます。

肌触りの「ガーゼ」、伸縮性の「やわもち」、なめらかさの「スムース」。

それぞれどんな特徴があるのか、詳しく見ていきます。

① 3重ガーゼBOXシーツ(綿100%・マチ25cm)

まず1つ目は、昔ながらの安心感がある「ガーゼ」素材のボックスシーツです。

特徴と価格:綿100%・日本製・吸湿性

このシーツの最大の特徴は、なんといっても素材。

吸湿性に優れた「綿(コットン)100%」のガーゼ素材で作られています。

無漂白・無添加・無塩素で仕上げられており、しかも「日本製」というこだわりっぷり。

肌がデリケートな方や、寝汗をしっかり吸ってほしい、というニーズに真正面から応えてくれるスペックですね。

通気性も良いので、オールシーズン快適に使えそうです。

価格は、シングルサイズで5,980円(税込)、セミダブルで6,980円(税込)、ダブルで7,980円(税込)となっています。

マットレスⅡ(厚さ18cm)に適合?:マチ25cmで十分対応可能

さて、肝心の適合性です。

前の章で確認したとおり、マットレスⅡの厚さは全サイズ共通で「18cm」でした。

この「3重ガーゼBOXシーツ」の仕様を見ると、マチ幅(厚さ)は「25cm」となっています。

18cmのマットレスに対してマチが25cmあれば、マットレスの底面に巻き込むための「余裕(シロ)」が約7cmある計算になります。

これだけあれば、シーツがパツパツになることもなく、寝返りを打っても外れにくい、十分なサイズと言えますね。

公式でも「雲のやすらぎプレミアムマットレスに最適(※極マットレスを除く)」とされているので、マットレスⅡには安心して使える設計です。

② やわもちフィットシーツplus(伸縮素材・マチ23cm)

2つ目は、名前からして寝心地が良さそうな「やわもち」シーツです。

これはガーゼとは全くタイプが異なります。

特徴と価格:抜群の伸縮性・防ダニ抗菌・全サイズ対応

このシーツの素材は、レーヨン95%、ポリウレタン5%。

最大の特徴は、ポリウレタン由来の「抜群の伸縮性」です。

グーンと伸びるおかげで、シワになりにくく、マットレスに吸い付くようにピッタリとフィットします。

肌触りも「とろけるような」と表現されており、レーヨン素材の特性が活かされていますね。

さらに、防ダニ・抗菌・消臭加工まで施されているという高機能っぷり。

価格は7,480円(税込)で、なんとシングル(S)からダブル(D)まで全サイズに対応する「フリーサイズ」となっています。

マットレスⅡ(厚さ18cm)に適合?:マチ23cmと伸縮性でフィット

適合性を見てみましょう。

このシーツの対応マチ幅は「23cm」まで、となっています。

「あれ? 25cmのガーゼより浅い?」と一瞬思いますが、これは素材が「抜群の伸縮性」を持つからこその設計ですね。

厚さ18cmのマットレスⅡに対して、マチ23cm対応のシーツがグーンと伸びて、まさに「フィット」するわけです。

ブカブカな余りが出ず、シワのない寝心地を求める人には、このタイプが強みを発揮しそうです。

③ 雲のやすらぎスムースシーツ(モダール素材・マチ40cm)

最後、3つ目もまた違った個性を持つシーツです。

特徴と価格:CICA配合のなめらか素材

この「スムースシーツ」は、再生繊維(モダール)90%、ポリウレタン10%という素材構成。

「やわもち」シーツよりもさらにポリウレタンの比率が高く、伸縮性がありそうです。

特徴は、CICA(シカ)を配合したという「なめらかな肌触り」。

まるで雲のような軽やかさを目指した、とされており、肌へのやさしさを追求したモデルのようですね。

価格は、シングルサイズで7,480円(税込)。(※SD・Dサイズは在庫切れの場合があるようです)

マットレスⅡ(厚さ18cm)に適合?:マチ40cmで余裕を持って対応

最後に、このシーツの適合性です。

驚くべきは、そのマチ幅。

なんと、シングルの仕様で「40cm」もあります。

私たちのマットレスⅡは厚さ18cmですから、もう余裕すぎるくらい余裕がありますね。

マットレスの下にガバッと深く巻き込めるので、ベッドメイキングがすごく楽かもしれません。

「シーツのゴムを毎晩引っ張って直すのが面倒…」という人には、このマチ40cmは大きな魅力になりそうです。

【結論】マットレスⅡにはどの純正シーツがおすすめ?

さて、3種類見てきましたが、結論として「どれが一番おすすめか?」と言われると、これは「好みによります!」というのが正直なところです。

なぜなら、3種類すべてがマチ幅や伸縮性において「マットレスⅡ(厚さ18cm)に問題なく適合する」からです。

(これはメーカーとして当然と言えば当然ですが、安心できるポイントですね)

ですので、選ぶ基準は「素材の好み」と「付加機能」になります。

・肌触りの良さ、吸湿性、綿100%や日本製の安心感を求めるなら → 「3重ガーゼBOXシーツ」

・シワのないフィット感、とろける肌触り、防ダニ・抗菌機能が欲しいなら → 「やわもちフィットシーツplus」

・とにかく、なめらかな肌触りと着脱の楽さ(マチの深さ)を重視するなら → 「雲のやすらぎスムースシーツ」

こんな感じで、ご自身の優先順位に合わせて選ぶのが良さそうです。

純正シーツのメリット(適合性の安心感)とデメリット(価格・素材の選択肢)

あらためて、純正シーツを選ぶメリットとデメリットを整理しておきましょう。

最大のメリットは、なんといっても「サイズが絶対に合う」という安心感です。

特にマットレスⅡの「厚さ18cm」に対応しているかを市販品で探すのは、結構手間がかかります。

その点、純正品なら「ガーゼ(マチ25cm)」「やわもち(マチ23cm+伸縮)」「スムース(マチ40cm)」と、どれを選んでも失敗がないのは大きな強みですね。

一方で、デメリットも感じます。

ひとつは、価格帯。一番安価な「3重ガーゼ」のシングルでも約6,000円からと、市販のシーツと比べると「やや高価」と感じる人も多いと思います。

もうひとつは、選択肢の幅です。

素材はこの3種類(と各色の展開)に限られますし、デザインも基本的には無地です。

「洗い替え用にもっと安いシーツが欲しい」

「部屋のインテリアに合う柄物が欲しい」

「夏用に特化した麻(リネン)素材が欲しい」

といったニーズには、純正品だけでは応えきれない部分もあります。

この「価格」と「選択肢の幅」こそが、次の章で考える「市販品」を選ぶ大きな理由になってくるわけです。

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それでも「市販シーツ」を選ぶ理由は?おすすめな選び方【ボックスシーツ編】

前の章で、公式の純正シーツが3種類もあり、どれも「マットレスⅡ(厚さ18cm)」にしっかり適合することが分かりました。

「じゃあ、純正品を買っておけば間違いないね」

というのは、もちろんその通りなんです。「サイズが合う」という安心感は、何物にも代えがたいですからね。

でも、そうと分かっていても、多くの人が「市販のシーツ」も検討します。

なぜか?

やっぱり、「価格」と「選択肢の幅」です。

ここでは、純正品にはない魅力を持つ「市販のボックスシーツ」で失敗しないための、選び方の鉄則を徹底的に見ていきましょう。

市販品を選ぶメリット(価格・デザイン・素材の豊富さ)

市販品を選ぶ理由は、純正品のデメリット(価格が高め・選択肢が限定的)をそのまま裏返したものです。

まず、最大のメリットは「価格」です。

シーツはマットレス本体を守るためのもの。だからこそ、こまめに洗濯したいですよね。

そうなると、洗い替え用として最低でも2枚は持っておきたいところ。

純正品(約6,000円~)を2枚揃えるのはちょっと…という場合でも、市販品なら1,000円台~3,000円台といった価格帯でも、十分な品質のものがたくさん見つかります。

次に「デザインや色の豊富さ」です。

寝室のインテリアに合わせて、特定の色や、ストライプ・花柄などの柄物が欲しい、というニーズには、無地が基本の純正品では応えられません。

最後に「素材の豊富さ」も魅力です。

純正品は「ガーゼ(綿)」「やわもち(レーヨン)」「スムース(モダール)」の3択でした。

でも、市販品なら「夏はやっぱりシャリ感が気持ちいい麻(リネン)がいい」「冬はとにかく暖かいフリースやマイクロファイバー素材がいい」といった、季節や機能に特化した素材も自由自在に選べるんです。

この「選べる楽しさ」と「コストパフォーマンス」が、市販品の最大の強みですね。

サイズ確認の鉄則:「厚さ18cm」+「マチ幅」の計算方法

ただし、市販品を選ぶときに、絶対に、絶対に失敗してはいけないのが「サイズ確認」です。

特に、マットレスⅡの「厚さ18cm」をクリアできるかどうか。

市販のボックスシーツのパッケージには、必ず「マチ幅(マチ)」という表記があります。

これは「マットレスの厚さに何cmまで対応できるか」を示す数値です。

この「マチ幅」の計算こそが、市販品選びのキモになります。

純正品(マチ23cm~)を参考に「マチ幅30cm」以上を推奨する理由

じゃあ、マチ幅は何cmあれば安心なのでしょうか?

ここで参考になるのが、先ほど見た純正品です。

・3重ガーゼ → マチ25cm (厚さ18cm + 余裕7cm)

・やわもち → マチ23cm (厚さ18cm + 余裕5cm + 伸縮性)

・スムース → マチ40cm (厚さ18cm + 余裕22cm)

これを見ると、最低でも「マットレスの厚さ+5cm以上」の余裕は見ておく必要があることが分かります。

ただ、市販品の場合は、ゴムの強さや縫製の精度が商品によってバラバラです。

マチ25cmと書いてあっても、ギリギリだと洗濯で縮んだ時にアウト、ということも…。

だから、市販品を選ぶときは、もっと安全マージンを見ておくことを強くおすすめします。

ズバリ、おすすめの基準は「マチ幅30cm以上」です。

「マチ幅30cm」と書かれていれば、厚さ18cmのマットレスⅡを入れても、底面に12cmほど巻き込める計算になります。

これだけ余裕があれば、まず外れる心配はないでしょう。

「大は小を兼ねる」で、迷ったら「マチ幅35cm」や「マチ幅40cm」を選んでもOKです。

シングル・セミダブル・ダブルの寸法に合うか確認

「マチ幅30cm」という基準をクリアしたら、次に確認するのが「横幅」と「縦幅」です。

(まあ、これは当たり前ですが、意外と見落としがちです)

ご自身のマットレスⅡのサイズを再確認しましょう。

・シングル(S):横100cm × 縦195cm

・セミダブル(SD):横120cm × 縦195cm

・ダブル(D):横140cm × 縦195cm

(※マットレスⅡの縦幅は一般的な「200cm」ではなく「195cm」なので、そこも一応注意です)

「シングルサイズ、マチ幅30cm」といった表記のシーツを選べば、まず間違いありません。

寝心地が変わる!素材別の特徴と比較(綿・ポリエステル・リネン)

サイズさえクリアすれば、あとは「どの素材を選ぶか」という楽しい悩みだけが残ります。

市販品でよく見かける代表的な素材の特徴をまとめますね。

おすすめ①:肌触りと吸湿性なら「綿(コットン)」

やはり一番の定番は「綿(コットン)」です。

肌触りが優しく、吸湿性・通気性のバランスが取れています。

純正の「3重ガーゼ」も綿100%でしたね。

ガーゼの他にも、ツルツルした「サテン(朱子織)」、パリッとした「ブロード(平織)」など、織り方によっても肌触りが変わりますが、基本的にはオールシーズン使える安心感が魅力です。

洗濯にも強く、丈夫なのも嬉しいポイントです。

おすすめ②:洗濯のしやすさなら「ポリエステル(混紡)」

「とにかく洗濯の手間を減らしたい!」という人には、ポリエステルや、綿とポリエステルの混紡素材がおすすめです。

化学繊維なので、洗濯しても乾くのが圧倒的に速いのが特徴。

しかも、シワになりにくいので、アイロンがけなども不要です。

価格も安価なものが多いので、「洗い替え用」として割り切って使うのにも最適ですね。

(ただし、吸湿性は綿に劣るので、汗かきの人には少し蒸れやすく感じるかもしれません)

おすすめ③:夏場の快適さなら「麻(リネン)」

純正品にはない選択肢として、夏場にぜひ試してみてほしいのが「麻(リネン)」です。

独特のシャリ感(張り)があり、肌に触れるとヒヤッとした涼しさを感じられます。

吸湿性・発散性も抜群なので、汗をかいてもベタつかず、サラッとした寝心地が続きます。

洗濯するほどに柔らかく肌に馴染んでいくのも魅力ですが、最初は少し硬く感じたり、価格が高めだったりする点は考慮が必要ですね。

取り付けやすさも重要!「全周ゴムタイプ」を選ぼう

最後に、細かいですが見落とせないポイントをひとつ。

ボックスシーツには、ゴムの入り方が2種類あります。

マットレスの四隅「だけ」にゴムが入っているタイプと、シーツのフチ「全体(全周)」にゴムが入っているタイプです。

マットレスⅡのような「厚さ18cm」のしっかりしたマットレスに使うなら、断然「全周ゴムタイプ」をおすすめします。

四隅だけのタイプだと、側面(真ん中あたり)が浮いてしまったり、寝ている間にゴムが外れてめくれ上がってきたりしやすいんです。

その点、全周ゴムタイプなら、マットレスの底面でシーツ全体をグッと引き寄せて固定してくれるので、ズレにくく、朝までキレイな状態をキープしやすいですよ。

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必要な人向け!「防水シーツ」のおすすめな選び方【雲のやすらぎプレミアム】

さて、ここまでは「寝心地」や「肌触り」を重視した、いわゆる普通のボックスシーツの選び方を見てきました。

でも、シーツを探している人の中には、「汚れ防止」というレベルではなく、「水濡れから完全に守りたい」という、もっと切実な目的を持っている方もいるはずです。

それが「防水シーツ」ですね。

これは全ての人に必要なアイテムではありません。

でも、特定のニーズがあるご家庭にとっては、「雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡ」という高価で大切なマットレスを、取り返しのつかないダメージから守るために「絶対に必要」なアイテムになります。

ここでは、その「防水シーツ」の選び方に絞って見ていきましょう。

マットレスⅡに防水シーツが必要になるケースとは?

まず、「ウチには防水シーツって必要なんだっけ?」というところから確認してみましょう。

マットレスⅡは、その中身(ウレタンフォーム)を丸洗いすることはできません。

一度、水分が深く染み込んでしまうと、乾かすのは非常に困難ですし、カビやニオイの原因になってしまいます。

それを防ぐために、以下のようなケースでは防水シーツの導入を強くおすすめします。

小さなお子様(おねしょ対策)

これは最も分かりやすいケースですね。

まだおねしょが心配な小さなお子様と一緒に寝る場合、防水シーツは必須です。

「大丈夫だろう」と思って油断した時に限って…というのは、子育てあるあるだと思います。

また、おねしょだけでなく、ベッドの上でうっかり飲み物をこぼしてしまった、なんていう事故からも守ってくれます。

マットレスⅡは5層構造が魅力ですが、その分、一度濡れると内部まで浸透しやすいので、ガードは固くに越したことはありません。

ペットと一緒に寝る場合

ワンちゃんやネコちゃんなど、かわいいペットと一緒にベッドで寝ているご家庭も多いと思います。

普段はちゃんとおトイレができる子でも、体調不良や老いによって、ベッドで粗相(そそう)をしてしまう可能性はゼロではありません。

あるいは、よだれが多い犬種だったり、水を飲んだ直後にベッドに乗ってきたり…。

そういった日常のちょっとした水分からも、マットレスを守ってくれる安心感がありますね。

介護や寝汗が多い人

ご家族の介護でベッドを使われる場合にも、防水シーツは役立ちます。

また、これは病気や介護に限らず、「体質的に、ものすごく寝汗をかく」という人にもおすすめです。

普通のシーツだけでは受け止めきれないほどの汗は、長期間かけてじわじわとマットレス内部に湿気として蓄積していきます。

ウレタンフォームは湿気を嫌いますから、マットレスの寿命(へたり)を早めてしまう原因にもなりかねません。

「普通のシーツだけだと、朝起きるとシーツがぐっしょりしている」という自覚がある方は、検討の価値アリです。

【注意】純正シーツに「防水機能」はない?

「じゃあ、さっき紹介された純正シーツに防水機能はないの?」

という疑問が湧きますよね。

もう一度、公式の3種類のシーツのスペック(ご教示いただいた情報)を確認してみましょう。

・「3重ガーゼ」:綿100%、吸湿性

・「やわもち」:レーヨン素材、伸縮性、防ダニ・抗菌

・「スムース」:モダール素材、CICA配合、なめらか

…となっています。

どれも肌触りや快適性を追求した素材であり、「防水(水を通さない)」という機能は、特に記載されていませんね。

つまり、もし「水濡れ」対策が最優先なのであれば、これら純正シーツ(あるいは市販の通常シーツ)とは別に、市販の「防水シーツ」を導入する必要がある、ということになります。

(※防水シーツをマットレスに装着し、その「上」に通常のシーツを重ねて寝心地を良くする、という使い方が一般的です)

防水シーツの種類(ボックスシーツ型 vs 敷きパッド型)

市販の防水シーツを探しに行くと、大きく分けて2つのタイプがあることに気づくと思います。

ひとつは、これまで見てきたのと同じ「ボックスシーツ型」です。

マットレスの上面から側面まで、全体をすっぽり覆うタイプですね。

もうひとつは「敷きパッド型」です。

これは、マットレスの「上面だけ」に敷いて、四隅についたゴムバンドで固定するタイプです。

防水シーツの場合は、この敷きパッド型も非常に多く市販されています。

【おすすめ】「ボックスシーツ型」防水シーツを選ぶメリット

では、マットレスⅡ(厚さ18cm)には、どちらのタイプが良いのでしょうか?

個人的には、断然「ボックスシーツ型」の防水シーツをおすすめします。

理由は、敷きパッド型だと「側面」が無防備だからです。

特に、お子様のおねしょやペットの粗相は、マットレスの「真上」だけで起こるとは限りません。

マットレスの「角」や「側面」にかかってしまうケースも多いんです。

敷きパッド型だと、その「側面からの浸水」を防ぐことができません。

せっかく防水対策をしたのに、横から染みてしまった…では、元も子もないですよね。

その点、ボックスシーツ型なら、あの「厚さ18cm」の側面までしっかりガードしてくれます。

選ぶ基準は、通常のボックスシーツと同じ。「マチ幅30cm以上」を目安にすれば、マットレスⅡにも問題なく装着できるはずです。

防水シーツ選びの注意点「蒸れやすさ」と「素材」

ただ、防水シーツには大きな注意点がひとつあります。

それは「蒸れやすさ」です。

「水を通さない」ということは、多くの場合「空気や湿気も通しにくい」ということ。

シーツの裏側にポリウレタンなどで防水ラミネート加工がされているため、マットレスⅡが本来持っている「一気通貫の通気孔」による通気性を、ある程度犠牲にしてしまうことは覚悟が必要です。

(これは、マットレスを守るためのトレードオフですね…)

この「蒸れ」による寝心地の悪化を、少しでも軽減するためにチェックしたいのが「表面の素材」です。

表面までツルツルしたビニールっぽい素材だと、最悪です。

そうではなく、表面は「綿パイル(タオルのような生地)」や「綿100%」になっている製品を選びましょう。

肌に触れる表面が汗を吸ってくれれば、防水シーツ特有の不快な蒸れ感をかなりマシにしてくれますよ。

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【厳選】雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡにおすすめの市販シーツ

さて、これまでの章で「純正シーツの特徴」と「市販シーツの選び方」が、かなりハッキリ見えてきました。

特に市販品選びのキモは、

1. マットレスⅡの「厚さ18cm」に対応できる「マチ幅30cm以上」を選ぶこと。

2. ズレにくい「全周ゴム」の「ボックスシーツ」を選ぶこと。

3. 「綿」「ポリエステル」「麻」など、好みの素材を選ぶこと。

でしたね。

この基準を踏まえた上で、いざお店やネットで探そうとすると、今度は「種類が多すぎて選べない!」という壁にぶつかります。

そこでここでは、具体的な商品名は挙げられませんが、「こういうタイプがおすすめですよ」という厳選パターンを、ニーズ別にご紹介します。

おすすめ市販ボックスシーツ①【肌触り重視・高品質タイプ】

「せっかく雲のやすらぎプレミアムを買ったんだから、シーツも寝心地に妥協したくない」

「純正シーツに近い、あるいはそれ以上の品質が欲しい」

という方におすすめなのが、素材にこだわった高品質タイプです。

探すときのキーワードは、「綿100%」の中でも「超長綿(ちょうちょうめん)」や「サテン織り」です。

超長綿(スーピマ綿やエジプト綿など)は、繊維が長いため、しなやかで肌触りが抜群に良いのが特徴です。

また、サテン織り(朱子織)のシーツは、ホテルのシーツのようなツルツルとした光沢と、なめらかな肌触りを持っています。

あるいは、純正にはなかった「麻(リネン)100%」も、高品質な選択肢です。

これらは価格帯が3,000円~8,000円程度と高めになりますが、その分、満足度も耐久性も高い傾向にあります。

もちろん、購入時には「マチ幅30cm以上(できれば35cm以上)」と「全周ゴム」の表記を必ず確認してくださいね。

おすすめ市販ボックスシーツ②【コスパ最強・洗い替え用タイプ】

「洗い替え用に、とにかく枚数が欲しい」

「シーツにお金はかけたくないけど、サイズは失敗したくない」

という、コストパフォーマンスを重視する方には、このタイプがおすすめです。

最も安価なラインで探せるのは「ポリエステル100%」の素材です。

最近は、表面を薄く起毛させて桃の肌触りに似せた「ピーチスキン加工」のものが多く、化学繊維特有のツルツル感が抑えられています。

また、「綿50%・ポリエステル50%」などの混紡素材も狙い目。

綿の吸湿性を残しつつ、ポリエステルの「乾きやすさ」と「シワになりにくさ」を両立しているので、洗濯の手間がグッと楽になります。

価格帯は1,000円台~2,000円台でも、「マチ幅30cm」や「全周ゴム」に対応した商品が数多く見つかります。

この価格帯なら、気軽に複数枚を揃えられますね。

おすすめ市販ボックスシーツ③【機能性・季節素材で選ぶタイプ】

「夏は涼しく、冬は暖かく寝たい」

という、素材の「機能性」を重視する選び方です。

これも、市販品ならではの強みですね。

夏用として探すなら、肌に触れるとヒヤッとする「接触冷感」素材のボックスシーツが定番です。

(寝具店などで「Nクール」といった商品名で売られている、あのタイプですね)

冬用なら、毛布のような肌触りの「マイクロファイバー」素材や、起毛していて暖かい「フランネル」素材のボックスシーツもあります。

また、純正の「やわもち」シーツのように、グーンと伸びる「ニット素材(Tシャツのような生地)」の市販品も人気です。

伸縮性があるので、マットレスⅡ(厚さ18cm)にシワなくピッタリとフィットさせやすいのが特徴です。

これらの機能性シーツを選ぶときも、基準は同じ。「マチ幅30cm以上」を必ず確認しましょう。

おすすめ市販「防水シーツ」ならこの2タイプ

最後に、水濡れ対策として「防水シーツ」を探している方へのおすすめタイプです。

前提として、マットレスⅡの側面(厚さ18cm)をしっかり守るために、形状は「敷きパッド型」ではなく「ボックスシーツ型」一択です。

その上で、2つの選択肢があります。

防水シーツ①【寝心地重視・綿パイルのボックス型】

防水シーツの最大の欠点である「蒸れ」を、できるだけ抑えたい方向けです。

シーツの表面(肌に触れる側)が、「綿100%のパイル地(タオルの生地)」になっているタイプを選びましょう。

裏面はポリウレタンなどでしっかり防水しつつ、表面の綿パイルが汗を吸い取ってくれるため、寝心地の悪化を最小限に抑えられます。

防水シーツの上に、さらに通常のシーツを重ねて使う場合でも、このタイプの方が湿気がこもりにくいのでおすすめです。

もちろん、「マチ幅30cm以上」のボックスシーツ型を選んでください。

防水シーツ②【コスパ重視・ポリエステルのボックス型】

「寝心地はそこそこでいいから、安価にしっかり防水ガードしたい」

という場合は、こちらのタイプです。

表面も「ポリエステル100%」で作られている防水シーツです。(ポリエステル素材のパイル地や、平織りのものなどがあります)

綿パイルに比べると吸湿性は劣るため、汗かきの人には少し蒸れやすく感じるかもしれません。

ですが、「水を通さない」という防水機能自体は、綿パイルのものと何ら変わりません。

お子様のおねしょ対策などで、汚れるたびにガンガン洗濯・交換することを考えると、安価なポリエステル製を複数枚持っておく、というのも非常に合理的な選択です。

これも必ず「マチ幅30cm以上」の「ボックスシーツ型」を選びましょう。

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雲のやすらぎプレミアムを活用するためのよくある質問/カバーやシーツのおすすめは?

この記事では、「雲のやすらぎプレミアム マットレスⅡ」に最適なシーツやカバーの選び方について、純正品と市販品を比較しながら詳しく解説してきました。

ここでは、シーツ選び以外で、マットレスⅡを購入する前や、使い始めてから出てくる「よくある疑問」について、Q&A形式でお答えしていきます。

せっかくの「雲の上の寝心地」を、最大限に活かすための参考にしてみてくださいね。

雲のやすらぎプレミアムの正しい向きや表裏は?

はい、マットレスⅡの仕様は明確に決まっています。

まず、マットレスⅡは「片面仕様」です。

「5層構造」になっており、最下層(床側)が最も硬く、上層(体が触れる面)にいくほど柔らかくなるように寝心地が設計されています。

そのため、上下を裏返して使うことはできません。(※同シリーズの敷布団タイプとは仕様が異なります)

一方で、「頭側と脚側の向き」については、定期的な入れ替え(ローテーション)が推奨されています。

マットレスⅡは、中央の「腰」部分を支えるゾーン(B)と、その上下である「頭側(A)」と「脚側(A)」が全く同じ構造となった「A-B-Aの対称構造」というゾーニング設計を採用しています。

(※表面の縫い目や3Dカットは、このA-B-A構造に合わせて最適化されています)

この対称構造により、マットレスのへたり(特定の場所だけが沈み込むこと)を防ぐため、定期的に「頭側と脚側を180度入れ替える」ことが可能になっています。

マットレスを長く快適に使うためのお手入れとして、定期的に上下のローテーションを行ってください。

雲のやすらぎプレミアムは女性でも持てますか?重さは?

購入前に気になるのが「重さ」ですよね。

マットレスⅡは5層構造で厚さ18cmと、かなりのボリュームがあるため、重さもそれなりにあります。

各サイズの重さの目安は以下の通りです。

サイズ名 重さ(約)
シングル(S) 13.0kg
セミダブル(SD) 16.0kg
ダブル(D) 18.8kg

(※重さの情報は公式サイト等のデータを基に記載しています)

「女性でも持てますか?」というご質問ですが、シングルサイズで13kgです。

一般的な敷布団(5kg前後)や、旧モデルのマットレス(シングル約6.7kg)などと比べると、かなり「重たい」部類に入ります。

女性一人でも「持てなくはない」重さですが、お部屋の2階へ運んだり、頻繁に立てかけて干したりするのは、少し大変かもしれません。

設置する時だけ頑張る、と考えた方が良さそうです。

雲のやすらぎプレミアムに合うベッドフレームはどのようなものですか?

マットレスⅡは、その名の通り「マットレスタイプ」であり、ベッドフレームの上に乗せて使用することが推奨されています。

厚さが18cm、重さもシングルで13kgからありますので、この重さをしっかり支えられる「頑丈な」ベッドフレームを選ぶ必要があります。

特に重要なのが、ベッドの「床板」の種類です。

マットレスⅡは本体に「一気通貫の通気孔」を設けて、湿気を逃がす工夫がされています。

この通気性を最大限に活かすためには、床板が「すのこ(スノコ)」状になっているベッドフレームが最適です。

板が密集しているタイプや、布張りの床板よりも、すのこタイプの方がマットレスの底面からも湿気を逃がすことができますよ。

雲のやすらぎプレミアムはすのこを使用しても良いですか?

はい、むしろ「すのこ」タイプのベッドフレームの使用を強くおすすめします。

前の質問でも触れましたが、マットレスⅡは「一気通貫の通気孔」で通気性を確保しているのが特徴です。

ウレタンマットレスの最大の敵は「湿気」によるカビです。

ベッドの床板が「すのこ」であれば、マットレスの底面が空気に触れる面積が最も大きくなり、マットレス本体の通気孔と合わせて、湿気がこもるのを効果的に防いでくれます。

マットレスⅡの性能をフルに発揮させ、長く愛用するためにも、ベッドフレームは「すのこタイプ」を選ぶのがベストな組み合わせだと思います。

雲のやすらぎプレミアムは畳やフローリングに直置きしても良いですか?

結論から言うと、「推奨されません」。

マットレスⅡは、ベッドフレームの上で使うことを前提とした「マットレスタイプ」です。(※床に直敷きする「敷布団タイプ」とは設計が異なるようです)

厚さが18cmもあるので、床に直接敷いたとしても、底付き感(床の硬さを感じること)はないと思います。

しかし、一番の問題は「湿気」です。

畳やフローリングに直接敷くと、床との間に寝汗などの湿気がたまり、マットレスの底面にカビが発生する原因になってしまいます。

せっかくの「一気通貫の通気孔」も、床で塞がれてしまっては効果が半減です。

どうしても直置きで使いたい場合は、毎朝マットレスを壁に立てかけるなどして乾燥させるか、マットレスの下に「除湿シート」を敷くといった対策が「必須」となります。

雲のやすらぎプレミアムの普段のお掃除はどのようにすればいいですか?

マットレスⅡは、外側のカバー(側生地)を取り外して、ご家庭の洗濯機で洗濯することが可能です。

(※洗濯の際は、必ず洗濯ネットに入れてくださいね)

普段のお手入れは、この記事で紹介したシーツや、お使いの敷きパッドをこまめに洗濯することが基本です。

中のウレタンフォーム本体は、水洗いできません。

もし本体に汚れがついてしまった場合は、ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、タオルを浸して固く絞ったもので、叩くようにして汚れを拭き取ってください。

また、湿気対策として、月に1~2回程度、カバーを外した状態で壁に立てかけ、風通しの良いお部屋で陰干ししてあげると、より長持ちしますよ。

雲のやすらぎプレミアムは子供や赤ちゃんにも使えますか?

マットレスⅡは、「低反発ウレタン層」による「柔らかく包み込むような」寝心地が特徴のひとつです。

この「沈み込む」という特性が、赤ちゃん(特に新生児や乳児)にとっては注意が必要かもしれません。

一般的に、赤ちゃん用の寝具は、うつ伏せになった時の窒息のリスクを避けるため、体が沈み込まない「硬め」のベビー布団が推奨されているようです。

そのため、赤ちゃん専用のマットレスとしてマットレスⅡを選ぶのは、あまり適していない可能性があります。

一方で、ある程度成長したお子様(幼児など)が、ご両親と一緒に寝る(添い寝する)ために使う分には、特に問題ないかと思います。

その際は、前の章でも解説した「おねしょ対策」として、市販の「防水シーツ」を併用すると安心ですね。

雲のやすらぎプレミアムは4人家族でどのように使えばいいですか?

ご家族みんなで寝たい、という場合ですね。

マットレスⅡの最大サイズは「ダブル(D)」で、横幅は約140cmです。

大人2人と子供2人の「4人家族」で寝るには、ダブルサイズ1枚では、正直かなり手狭になってしまうと思います。

そこでおすすめなのが、マットレスⅡを「2台並べて」使う方法です。

例えば、

・「シングル(幅100cm)× 2台」 = 合計 幅200cm (キングサイズ相当)

・「セミダブル(幅120cm)× 2台」 = 合計 幅240cm (ワイドキング相当)

このように連結すれば、4人家族でもゆったりと寝るスペースを確保できます。

(※連結の方法は、この後の質問でも解説します)

雲のやすらぎプレミアムは電気毛布やホットカーペットを使っても大丈夫ですか?

関連サイト情報では「通常使用では可能」とされていますが、注意点もあります。

マットレスⅡの中材であるウレタンフォームは、一般的に「熱」に弱い性質を持っています。

あまりにも高温(例えば「強」設定での長時間の使用など)で使い続けると、ウレタンが劣化して「へたり」が早まる原因になる可能性があります。

電気毛布やホットカーペットを使用する際は、必ずそれらの製品の取扱説明書もよく読み、高温になりすぎない設定(「弱」や「中」など)で使うように心がけましょう。

布団乾燥機についても同様に使用可能ですが、こちらも高温モードでの長時間の使用は避けた方が無難です。

雲のやすらぎプレミアムは2段ベッドの上で使えますか?

あまり「推奨されない」というのが正直なところです。

理由は大きく2つあります。

1つ目は「重さ」です。シングルサイズでも約13kgありますので、これを2段ベッドの上段まで持ち上げるのは、かなりの重労働になります。また、ベッド上段の「耐荷重」が、この重さに対応しているか確認が必要です。

2つ目は「厚さ」です。マットレスⅡは厚さが18cmもあります。2段ベッドの上段には通常、転落防止のための「柵(サイドガード)」が付いていますが、この柵の高さが18cmのマットレスの厚みによって、かなり低くなってしまう(あるいは超えてしまう)可能性が高いです。

柵が機能しないと、寝ている間に転落する危険が伴います。

これらの理由から、2段ベッド(特に上段)での使用は、安全性をよく確認した上で判断する必要があります。

雲のやすらぎプレミアムは敷きパッドを使ったほうがよいですか?

これは「必須ではありません」が、お好みや目的に合わせて使うと便利です。

まず、マットレスⅡ本体の「柔らかく包み込むような」寝心地や、表面の縫い目によるフィット感を直接味わいたい場合は、敷きパッドは使わずに、この記事で紹介した「ボックスシーツ」だけを装着するのが一番おすすめです。

敷きパッドを使うメリットは、主に2つです。

1つは「汗取り」。シーツよりも簡単に取り外して洗濯できるので、お手入れが楽になります。

2つ目は「寝心地の調整」。夏場は「接触冷感」の敷きパッドで涼しく、冬場は「あったか素材」の敷きパッドで暖かく、といった調整ができます。

ただし、あまり分厚すぎる敷きパッドを敷いてしまうと、せっかくのマットレスⅡ本体の体圧分散性が損なわれる可能性もあるので、選ぶなら薄手のタイプが良いかもしれませんね。

雲のやすらぎプレミアムを並べて繋げたいです。夫婦と子どもで一緒に寝ることはできますか?

はい、可能です。ご家族でゆったり寝るために、とても良い方法だと思います。

例えば、「シングル(幅100cm)を2台」並べれば、合計で幅200cm(キングサイズ)になりますし、「セミダブル(幅120cm)を2台」並べれば、合計で幅240cm(ワイドキング)という、かなり広々としたベッドが完成します。

マットレスⅡは側面が比較的しっかりした「マットレスタイプ」なので、2台をピッタリくっつけて並べやすいです。

ただ、どうしても2台の「境目(谷間)」が寝ている時に気になる…という場合もあるかもしれません。

その対策としては、

1. 2台まとめて覆える「大きな1枚のボックスシーツ」(幅200cm用や幅240cm用など)をかぶせて、ズレを防止する。

2. マットレスの隙間を埋めるための専用の「すきまパッド」を谷間に置き、その上からシーツや敷きパッドをかける。

といった方法があります。

こうすることで、マットレス同士の段差や隙間が気にならなくなり、夫婦と子供(3人~4人)でも快適に眠ることができますよ。

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まとめ:マットレスⅡに最適なシーツを見つけて快適な睡眠を

ここでは、マットレスⅡのシーツ選びについて、純正品と市販品を比較しながら、選び方のポイントを徹底的に見てきました。

マットレスⅡは、どのサイズ(S, SD, D)でも共通で「厚さ18cm」という、しっかりしたボリュームがあります。

この厚さに対応できないシーツを選んでしまうと、シーツが外れやすかったり、寝心地が悪化したりと、せっかくのマットレスが台無しになってしまいます。

その点で、公式から出ている「純正シーツ」は、やはり最強の選択肢です。

一方で、「価格の高さ」や「選択肢の少なさ」から、「市販品」を検討するのも、正しい選択です。

市販品で失敗しないための合言葉は、「ボックスシーツ型」で「マチ幅30cm以上」。

また、お子様やペットがいて「水濡れ」が心配なご家庭では、純正品にはない「防水シーツ」の導入も検討しましょう。

大切なマットレスを長く清潔に守り、そして「雲の上の寝心地」を最大限に引き出してくれるのが、シーツの役割です。

ぜひ、ご自身のライフスタイルや好みにピッタリ合う一枚を見つけて、快適な睡眠を手に入れてくださいね。

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ナットくん
ナットくん

純正シーツが「ガーゼ(マチ25cm)」「やわもち(マチ23cm)」「スムース(マチ40cm)」と、3種類もあって、しかもマチ幅がバラバラだったことに驚きました。(マチ40cmって、かなり余裕ありますよね…!)

もちろん、どれも「厚さ18cm」に対応している安心感はさすが純正です。

 

選択肢の幅とコスパを考えると、市販品も魅力的ですね。悩みます…。

ナットくん

はじめまして、「くらべてナットク!レビュー図鑑」にお越しいただきありがとうございます。

このブログでは、私が気になった商品や話題になっているアイテムを実際に調べて、口コミやレビューをもとに紹介しています。

買おうかどうか迷っているときって、良い口コミと悪い口コミが混ざっていて、結局どうすればいいの?と迷うことが多いですよね。

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